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19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
平和ぼけの頭には丁度いいハンマー,
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レビュー対象商品: 国家情報戦略 (講談社+α新書) (新書)
北朝鮮の行動指針は陸軍中野学校での情報戦略そのままだから、敵を知りたくば、まず陸軍中野学校の教科書を探れという提案には驚かされる。スーパーKなどと言われて有名になった北朝鮮の精巧な偽札製造も、陸軍中野学校がかつて行った偽札戦略と全く同じ手口だという。 他に金大中拉致事件の真相、日本の核武装の可能性についてなど、どれも淡々と、しかし大変な迫力とリアリティをもって書かれている。 他の佐藤氏の著作と比べると内容が薄いなどと言われているようだが、佐藤優入門書として充分おすすめできると思う。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
恐怖のシナリオ,
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レビュー対象商品: 国家情報戦略 (講談社+α新書) (新書)
日曜を費やしてまた読んでしまいました。ところでこの対談は日本語で行われたのでしょうか?まず痛感させられたのは情報特にハードにおけるアメリカのNSAの存在の大きさです。両者共にこの点についてはアメリカの圧倒的な存在を前提とした上で議論が展開されています。そして情報の共有という意味では、アングロサクソン以外の国に対する明確な区別が指摘されています。ゾルゲについては佐藤氏のほかでの対談と異なり、だいぶトーンダウンした評価となっています。終戦につながるプロセスでの英国につながるグループの暗躍を指摘する点は目新しい点です。そして北朝鮮の謀略自体が日本の中野学校の手法に大きな影響を受けているという仮説が提示されます。最後の予測は恐ろしいものです。つまり将来の核拡散を前提とした上での枠組みの変化とアジア地域における恐怖の均衡の成立の不可避性です。そこでは核保有国は中国と北朝鮮だけではなく、日本、韓国そして台湾までが含まれることになります。
15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
第3次大戦の足音と国家情報戦略の重要性,
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レビュー対象商品: 国家情報戦略 (講談社+α新書) (新書)
本書は、元外務省主任分析官の佐藤さんと元韓国海軍少佐の高さんのインテリジェンスに関する対談集で、陸軍中野学校からイラク戦争まで、様々なテーマについて語られており、私は以下の見立等をとても興味深く拝読しました。・金正日政権には、モスクワやパリへの留学を含め、欧米の洗練された国際感覚を身につけたエリートが存在し彼らが外交政策に助言していると見るべきで、欧米先進国の水準を凌駕する外交戦略がある ・北朝鮮はソ連時代にロシアで教育を受けた軍事テクノクラートの影響力が強まっており、ロシアは平壌に教会をつくるなどして彼らを取り込もうとしている ・究極のカード(核)を持つなかで、人類はどう生き残っていくか、核の帝国主義時代を迎える前に、(日本における)国家情報戦略の重要性を声高に叫ばなくてはならない ※現代の帝国主義=商品よりも資本の輸出が主流となった最高段階の資本主義 佐藤さんの他の著書と比べると情報の質・量・新鮮さにおいて見劣りする気がしますが、氏の著書を未読の方にはお奨めできると思います。
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