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国家と神とマルクス  「自由主義的保守主義者」かく語りき (角川文庫)
 
 

国家と神とマルクス 「自由主義的保守主義者」かく語りき (角川文庫) [文庫]

佐藤 優
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

知の巨人・佐藤優氏が日本国家、キリスト教、マルクス主義を考え行動するための支柱とする「多元主義と寛容の精神」とは何かを明らかにする。

内容(「BOOK」データベースより)

「絶対的なものはある。ただし、それは複数ある」自ら“自由主義的保守主義者”を標榜し、いまや左右両翼の活字メディアで最も活躍する著者。深淵な思考の果てに見出したその「多元性と寛容の精神」を支柱に、国家から宗教、歴史まで、内在する論理を真摯に追究してゆく。著者の強靱な「知の源泉」に触れ、私たち読者が現代社会への強烈な覚醒を促される1冊。

登録情報

  • 文庫: 287ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (2008/11/22)
  • ISBN-10: 4043914016
  • ISBN-13: 978-4043914012
  • 発売日: 2008/11/22
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 遊鬱 VINE™ メンバー
形式:単行本
「国家」三部作や「獄中記」などを通じて佐藤優氏という著者に、いかにしてそのような硬派な思想に辿り着いたのかという水脈を辿ることを可能とする一冊。

もちろん「国策捜査」という一件に尽きるのですが、それだけではなく獄中での「読書」が見事に花開かせたということを、読んだ本の紹介を通して惜しげもなく披露している。そしてその豊かな読書経験に裏打ちされた「絶対的なものはある、ただしそれは複数ある」という信念が、実は信仰心よりも著者の中でうえではないかということが言外に滲んでいて楽しい。

ひたすら無料での書店での講演会しかうけないというくだりに書物に対する愛情は、まさに感謝の念のなせるみわざなのだろう。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By New JJ-K 72 トップ1000レビュアー
形式:単行本
鈴木宗男さんと共に、国策捜査で逮捕された後、言論界で縦横無尽に活躍されている佐藤優さんですが、私は本書のメッセージを以下のように受け取りました。

佐藤さんは、「絶対的なものはある、ただし、それは複数ある」という信念を持たれていますが、氏の言葉を借りると、

1.各国家や民族にはそこに固有の内在的論理や神話があり、それは個々において絶対的なものである。そして、そういう個々に絶対的なものは存在するということを理解できる寛容性を備えることはとても大切なことで、病理を抱えた資本主義システムの中で、国家が、民族が、さらに飛躍して総体としての人類が、より良く生きて行く為には、その寛容性を持った上で、コミュニケーションを図って行く必要がある。

2.また、日本は古くからその寛容性を備えた民族であり、世界に寛容性を広めることで貢献できる一面を持ち、そういう貢献をしていくべきである。

本書では多数の思想、思想家やその書籍の固有名詞が出てきて、その筋の専門的な知識がないと理解できないところがあり、私は全体の6割程度しか正しく理解できていないと思いますが、自分の知識の幅を広げられる点や、事象の内在的論理の分析にかけて超一級の佐藤さんの様々な見立て(内在的論理の分かり良い解釈)を読める点で、とても価値のある書籍だと思います。
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40 人中、33人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
『獄中記』そのほかの驚くべき強靭な知性の根源を辿るという点では、本書も同工異曲の感は否めないが、右派雑誌に掲載した佐藤自身の信条告白とも言える一文「日本の歴史を取り戻せ」が貴重だ。次いで博士課程の学生によるインタビュー「国家という名の妖怪」における憲法についての言及が全く新鮮な視点を提示している。<大日本帝国憲法こそ押し付けられた憲法>という議論には説得力がある。

これまでの思想的、哲学的なテーマに関する言及では、いかなる左派も及ばない理論的左派という印象がどうしても強かったが、本書では自らの保守性をさらけ出している。それは戦略的になされている気がする。「インテリジェンス」の現場を駆け抜けた現実感覚が希求する哲学や思想のプラグマティックな摂取は、決して道具主義に堕するのではなく、謙虚かつ真摯な人間理解、歴史理解へとつながっている。

逆にここまでプラグマティックに徹すると私心がなくなってしまうのかとさえ思わせる。彼は自らを道具にして世界を見つめているのだ。
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権力めぐる論理(ロゴス)の自立
奨められて読んだ一書。
初めて読んだが、右派にも左派にも通暁しているところにこの人の論者としての特異性があると見た。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: カーブ・ビーンズ
天佑
佐藤氏の著作はいくつか読んできましたが,すごい人だと
改めて思いました.

まさに天佑.... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: imawa
左派、右派の垣根を越えて
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並存しえない概念を絶対的なものとして様々な考察を行っている。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 大森 義範
楽しい読書案内にもなっていると思います
『月刊日本』、『情況』など全く毛色の異なる雑誌に収録されたものを一冊に纏めたものとのことで、一般的には矛盾するはずのものが並存しているところに本書の最大の特長があ... 続きを読む
投稿日: 2010/2/20 投稿者: どぜう
自分を見出した
いつもですが佐藤氏の著作には感銘を受けてしまいます。右なければ左でもない。単純な中道路線を進むのではなく、「絶対的なものはある。ただし複数ある」というヘーゲルのテ... 続きを読む
投稿日: 2009/8/5 投稿者: こうや
佐藤優のバックボーン
佐藤優のバックボーンは神である。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/1 投稿者: 糸音
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... 続きを読む
投稿日: 2009/2/11 投稿者: 柴風
作家・起訴休職外務事務官佐藤優の本の読み方・考え方
 佐藤優の本の読み方・考え方を、様々な新聞・雑誌寄稿文を編むことにより提示した文庫本である。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/3 投稿者: 歯職人
哲学や神学は役に立つ
著者は本書でではなぜ自分の内に神とマルクスが共存しているか明かし、そして北畠親房の『神皇正統記』こそ日本が進むべき道のヒントだと意外な結論を下す。... 続きを読む
投稿日: 2008/1/8 投稿者: イサーン太郎
わが国の国体の本質
本書は雑誌に掲載された叙述・対談を編集したものであるからややまとまりに欠けているのは否めない... 続きを読む
投稿日: 2008/1/1 投稿者: 社長
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