内容紹介
日本の近代において、教科書というメディアが果たした役割は大きい。特に国定教科書は、全国に及ぶ販売、流通網を形成し、近代の出版、教育、文化と、多方面に幅広い影響を与えていった。本書は、明治期に整備されていくこの国定教科書の販売、流通の実態を、当時の書店の取引や契約の豊富な一次資料をはじめて利用することで、詳細にあとづけていった。あわせて、多くのこれら一次資料を翻刻し、収録しており、今後の教育史やメディア史、あるいは文化史を研究するうえでの貴重な基礎資料ともなる。
出版社からのコメント
出版史・教育史で重要。高美書店(松本市)の資料を翻刻して掲載。明治期書店販売関係資料付。