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国境なき医師が行く (岩波ジュニア新書)
 
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国境なき医師が行く (岩波ジュニア新書) [新書]

久留宮 隆
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「医者としての原点に立ち返りたい!」。勤務先の病院を辞して「国境なき医師団」のミッションに参加した外科医師が自らの体験を語る。赴任したアフリカ・リベリアで見たものは、紛争や貧困の中で充分な医療を受けられずに命を落としていく患者たちの姿だった。劣悪な環境の下で困難に立ち向かった壮絶な医療活動の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

久留宮 隆
1959年生まれ。三重大学医学部卒。外科医師。国境なき医師団日本支部副会長、山本総合病院手術室部長。外科医師として二〇年の勤務ののち、済生会松阪総合病院手術室部長、外科医長を辞して国境なき医師団に参加。2004年にリベリア、シエラレオネ、09年にナイジェリアとスリランカで派遣医師としてミッションに参加。リベリアでは緊急医療に従事し、三カ月間に約三五〇件の手術をこなした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 177ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/9/18)
  • ISBN-10: 4005006353
  • ISBN-13: 978-4005006359
  • 発売日: 2009/9/18
  • 商品の寸法: 17 x 10.4 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 165,109位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 九月
形式:新書
外科医長の職を辞して、医者としての原点にたちかえるため
NGO「国境なき医師団」に志願し、ミッションに参加した医師の回想的エッセイ。

著者が初めに赴任したのは、アフリカのリベリア共和国。
政情的にも不安定で、医療体制は崩壊状態の現地におもむいた著者は
日本では考えられない手術の数の多さ、難しさ、医療機器の不足に悩みながら
ミッションにあたっていきます。
現地の方々はもちろん、病院のスタッフも各国からの志願者で構成され
会話や、薬などの専門用語の扱いの違いにも悩まされます。
特に著者にとって印象深かった症例も数件、あげられており
患者だった人々の人生も垣間見られます。

現地の劣悪な医療状況、政情の不安定さがもたらす事故や争いごとの怪我の多さ、
交通網や情報の未熟さゆえに、医療がうけられない人々の多さ。
わかっているつもりでも、ひとつひとつの症例を見ると
ただ生まれた国が違うというだけの格差に、怖くなります。
けれど医療という、人間が発展させた技術に対する彼らの敬意には
医療行為を受けられることのありがたみと、
医療行為は万能ではないが、それが当然なのだという現実を再確認させられました。

読みやすい文章で、心に残るエピソードいっぱいの本でした。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
奮闘記…? 2009/11/16
形式:新書
●日本で外科医としてキャリアを積んだ後に、“国境なき医師団”の一員としてリベリアに派遣された医師の実体験を綴ったモノ。
●(英語も地域ごとに訛りもあるから)言葉が通じない、薬品名の違い、医療設備の違い、慣れない気候風土での過酷な勤務体制、世界中から来たスタッフ達との折り合い…などの話が率直に語られている。
●希望により初・派遣で3ヶ月従事している著者は決して短期間ではなく、かなりタフな事が読むと分かる。また助けた患者から、何とか届いた手紙の話などは沁みるものがある。
●ただ著者が最後に述べている通り“国境なき医師団”をはじめとする(国際)ボランティア活動に対する社会的なバックアップ体制の未熟さは、先進国を自負する日本において危惧すべき問題である。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:新書
 「言葉がわからない」「薬がわからない」など意に介さない。国際医療ボランティア「国境なき医師団」のミッションに参加した外科医師が自らの体験を綴ったもの。
 赴任したアフリカ・リベリアで見たものは、紛争や貧困の中で充分な医療を受けられない。そのため命を落とすものが多い。それを少しでも救おうとする献身の精神があってのことである。劣悪な環境の下で通常では考えられないような困難に立ち向かった壮絶な医療活動の記録である。
 著者は国境なき医師団日本支部副会長。リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、スリランカで派遣医師としてミッションに参加。リベリアでは緊急医療に従事。「心の国境」を取り払い、献身的に博愛精神で病める者を等しく救済する。
 安定した外科医長の現職を辞して、人類愛に燃えた医者としての本然の姿に立ち返ることは何よりも尊い。人道的支援に奔走。 現場体験を具体的に記述し、訴えるものがある。命を救われた子どもたちの笑顔が素敵。現在50歳。
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