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国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ
 
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国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ [単行本]

廣宮 孝信
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

誰も書かなかった経済回復論! 医療崩壊・介護難民・年金不信・雇用不安などをすべて一挙に解決する秘策がここにある! 巻末には経済評論家・三橋貴明氏による解説! 「日本経済にまつわる7つのウソ」 ・日本は格差の小さい国というウソ ・日本の公務員数は多いというウソ ・国債を刷れば財政悪化というウソ ・歳出を削れば借金が消えるというウソ ・国の借金を税金で返すというウソ ・お札を刷ればハイパーインフレというウソ ・国に金が無いという大ウソ

著者について

廣宮 孝信(ひろみや よしのぶ) 1997年大阪大学工学部電子工学科卒 1999年大阪大学大学院工学研究科電子工学専攻博士前期課程修了(工学修士) 1999年精密機器メーカーに入社。研究所にプログラマーとして勤務。マーケティング・市場分析・事業分析業務等にも従事。 2005年に退職後、マンション経営の傍ら会計学を独学。 個人トレーダーとして債券投資・株式現物・信用取引・FX・商品先物取引・ヘッジファンド流投資手法などを経験。 会計の知識と理系のセンスを活かしながらマクロ経済を研究するとともに、分析結果を広くネット公開している。 目下、「国が財政危機と考えることこそが日本の危機」であるという考えを普及させるべく鋭意活動中。

登録情報

  • 単行本: 272ページ
  • 出版社: 彩図社 (2009/2/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4883926788
  • ISBN-13: 978-4883926787
  • 発売日: 2009/2/18
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 小泉・竹中構造改革路線は正しかったのか?, 2009/2/18
レビュー対象商品: 国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ (単行本)
 日本はGDPの160%、800兆円の借金を抱えている。これ以上借金を重ねると国家が破産すると主張する論者がいる。一方日本の長期金利(10年ものの国債の金利)は現在1.3%で世界最低である。なぜ破産しそうな国の金利が世界最低なのであろう。廣宮氏によれば政府の借金以上に日本の国民の資産が伸びているからである(1500兆円あるといわれている)。国家の借金が問題でなければ、日本経済の問題点とは何なのだろう。

 それは「GDPが伸びないこと」と著者は書くのである。

 名目GDP=政府支出+民間投資+民間消費+輸出-輸入 という式で表されるが、この中で日本の政府が直接コントロールできるのは政府支出であり、この本では政府支出がいかに大切かが強調されるのである。「GDPの成長には、国の借金と増加と政府支出の増加が付き物である。国の借金や政府支出は経済を発展させる為の積み木のようなものなのだ。この積み木がなければ経済発展は無い」と語り「小さな政府」を標榜したレーガンやサッチャー政権も決して政府支出を減らすことはなかったと主張するのである。

 さらに国の借金もイタリアのように以前は日本より悪かったものの政府支出を拡大させ、それを呼び水に経済を拡大させ国の借金を減らしているのである。決して与謝野大臣の主張するように増税して健全な財政状態にしているのではないのだ。

 廣宮氏は自説の有効性を調べる為に、徳川吉宗からジンバブエの経済まで調べて自分の理論の実効性を実証しようとしている。

 もちろん彼の主張する「政府支出」は不必要な道路を造ったり、天下り官僚を跋扈させるものでは決して無い。彼は公務員を増加させる例をあげ、「近年業務が多様化して疲弊ぎみの小中学校の教員の補助業務、治安の悪化を食い止めるため町を巡回するような補助業務、食料自給率向上の為の農作業、景観保全や環境保護のための作業などなどをしてもらえれば、景気以上の価値をこの社会にもたらすことにつながる」と説いているのである。

 廣宮説を私流に解釈すれば次のようになる。日本はバブルの崩壊時に企業が700兆円の借金を抱えることとなった。このため民間は借金の返済を優先した為に投資や消費があまり伸びなかった。そこで政府が多額の財政支出を行ったのは国家として正しい行為だったのだが、今度は国家が800兆円の借金を抱えるようになってしまった。日本の指導者は800兆という数字の絶対額におびえてしまい、もう借金はこれ以上できないと勝手に判断して「構造改革」に乗り出したのだが、「日本が政府支出の増加を抑制または減少に転じた90年代半ば以降は実質平均可処分所得はマイナス10%」にもなってしまったのである。

 この本を読めば著者の説得性がなみなみのものでないかとがわかる。
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138 人中、113人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 豊富なデータに裏打ちされた景気浮揚の具体的提言, 2009/2/19
By 
avalon - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: 国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ (単行本)
「日本国は借金まみれでお金が無い」というのは、マスコミで散々言われてきています。
2008年の時点で一人当たり650万円の借金で、普通の家庭なら破産寸前の状況。
これだけ聞くと「大変だ。もう日本も終わりだ。」と感じてしまうのですが、
よくよく考えると、この借金って誰から借りているの?とか、政府が所有している資産って、
どうなっているの?とかがあまりマスコミで取り上げられないことに気付きます。

何をするにも「財源が無い」。しかし財源がなければ国債を発行すればいい。
それでは国の借金が増えるばかりで、夕張市みたいに財政破綻してしまう。
と心配になります。しかし、自治体や個人と違って国は通貨を発行することが
できます。いわばお札の輪転機がある家みたいなもんです。ここが違います。
「え?そんなに通貨をじゃんじゃん発行したら、通貨の価値が下がって、すごいインフレ
になるのでは?」
「今の日本のおかれている立場を良く考えてみてください。円高にデフレ、低金利です。
インフレの目は全くありません。国債の増発は実は問題ないのです。」
といったことを過去の日本や外国との比較を交え、豊富なデータを元に説明していきます。
この「データに基づいて構成されている」点が本書の特徴で、主張にも説得力があります。

目玉は第5章の「日本の目指すべき道」です。具体的な提言となっており、好感が
持てます。こういった建設的な意見がマスコミから出てこないのは非常に残念で、
ある意味マスコミ批判の書なのかも知れません。
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93 人中、71人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 日本国民が知るべき真実, 2009/2/28
レビュー対象商品: 国債を刷れ!「国の借金は税金で返せ」のウソ (単行本)
この本に示される一般には報道されにくい事実は以下の通りである。

・日本政府の借金は日本国民の資産
(=日本政府の借金はほぼ全て国内で消化されており、政府の利払いコストは
  日本国民の利子所得になるという真実)

・日本政府の借金はほぼ全て円建てで行われており、(自由に円を発行する
 ことが出来る)日本政府がデフォルトすることは理論上有り得ない。
 ※その根拠に長期金利・CDSスプレッドは先進国中最低水準。

・日本国全体(政府+企業+個人)でみたバランスシート上の純資産は282兆円もあり
 しかもバブルの頃よりも5倍以上に膨れ上がっており、日本国は破綻寸前どころか
 ビル・ゲイツ並みの大金持ちの国。

・対して、GDPはここ十数年来、ほとんど増えていない。
(日本の問題はストック面の債務超過ではなく、フロー面の停滞にある)

以上、から導き出される政策として、

・国が国債をバンバン刷って民間(企業・個人)が投資・消費しない分お金を使うべき

・そうすれば、乗数効果があるのでGDP対比での公的債務残高の比率は低下する
(米国や英国で実証済)

という主張がなされている。
将来不安ばかり書き立てるマスコミや財務省のロジックへの痛烈なアンチテーゼ!!
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