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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ネット上で歌唱つき国歌を聞きながら楽しむのも一興,
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レビュー対象商品: 国のうた (単行本)
フリージャーナリストの著者が全世界90カ国近くの国歌の歌詞を集めて編んだ一冊です。フランス国歌に「血まみれの旗ひるがえり」やら「子どもたちや妻の喉を掻ききろうとしている」といった残虐な言葉が散りばめられているということはかねてから耳にしていました。しかし本書を読むと、ひとりフランスに限らず、イタリア(「われらは死を恐れない」)、ウクライナ(「敵は陽にさらされた朝露のごとく死に絶える」)、ポルトガル(「武器を取れ!武器を取れ!」)、ラオス(「勝利への苦しき闘いもいとわない」)など数多くの国もまた、死や戦争が色濃く影を落とす国歌をもっていることが見て取れます。そもそも国歌が、敵の攻撃を前に一致団結することを最大の目的として作られる場合が多かったのですから、それも無理からぬことです。 大変興味深いのはフセイン政権下のイラクやベルリンの壁崩壊前の東ドイツ、さらには「満州国」など、今や地球上から姿を消してしまった国々の国歌も巻末に掲載されている点です。イラク国歌の歌詞は、与党バース党を露骨に賞賛する「党歌」のような体裁を持っています。 なお、本書は現地文字で表記したそれぞれの国歌に日本語訳を付し、さらに国歌の来歴を手短に解説していますが、残念ながら楽譜は掲載されていません。現地文字は眺めているだけで異国情緒に浸ることが出来て楽しいのですが、やはり楽譜の掲載も努力してもらいたかったところです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
国のうた,
By ヨーゼンラント (ザルツブルク) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 国のうた (単行本)
国歌の歌詞の日本語訳だけでなく、元の言語の歌詞も一緒に書いてあるのが良かったです。 CDとか楽譜とかが付いてたらもっと良かったかもしれないけど、なくても満足です。ちょこっと解説がついてるのがよろしい。今は亡き国の国歌もあるよ。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ついつい開いてしまいました,
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レビュー対象商品: 国のうた (単行本)
この文字が読めるなら、すべてメロディーに合わせて歌ってしまいたい。この言葉の意味を感じながら!と、この本と共にオリンピックを観戦する楽しみがありました。音楽好きの私としては、できたら楽譜がほしかったけれど、それにしても、どうやってこんなにたくさんの国のうたを取材できたのか、驚きでした。他国の国歌を聴く機会は、自国のスポーツが敗退した時くらいなので、聞き流してしまうことが多かったけれど、それぞれの歴史を背負った、それぞれの言葉とメロディーに、たとえどんな意味合いがあったとしても、敬意を表して、大切に扱うべきものだと、真摯に思える一冊です。丁寧で、優しい言葉の使い方が、著者の各国に対する平等さを感じさせました。こんな世の中だから、こんな本って大事かも!
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