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固体の電子構造と化学
 
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固体の電子構造と化学 [単行本]

P.A. Cox , 魚崎 浩平 , 米田 龍 , 高橋 誠 , 金子 晋
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

この本は、化学者の慣れ親しんだ概念を用いて固体の電子的性質を理解できるようにすることを目的としている。数学的誘導はできるだけ避け、多くの化学的に興味深い例を示し、かなり描写的な取扱いに重点を置いた。現代の分光学的手法、特に光電子分光法は、固体中の電子的エネルギー準位について化学的に意義のある直接的情報を与えることから、本書では重要な役割を与えた。

Book Description

This book is the first to describe the chemical aspects of the electronic structures of solids in terms familiar to chemists and materials scientists. The first three chapters give an elementary account suitable for undergraduate students with a grounding in inorganic and physical chemistry; later chapters discuss more advanced aspects, including topics of current research interest such as metal-insulator transitions, low-dimensional solids and 'molecular metals,' and the properties of surfaces. A wide variety of examples are cited throughout the text to further clarify the discussion for students and for researchers in chemistry, materials science, and solid state electronics.
--このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 技報堂出版 (1989/03)
  • ISBN-10: 4765503712
  • ISBN-13: 978-4765503716
  • 発売日: 1989/03
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 489,513位 (本のベストセラーを見る)
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化学系と物理系では修める課程が驚くほどに異なり、そこで養われる素養にも大きな違いが現れます。

世の中に、物理系の学生向けに書かれた固体物理の本は数あれど、化学系の学生に向けた、固体の電子構造に関する書物はほとんどありません。

その結果として、化学系の学生は、必死に物理系の知識と考え方を吸収して固体物理に取り組むか、量子化学の理解を拡張して固体物理屋との擦り合せをしていくしかなくなってしまいます。

そんなウンザリする状況を打開するべく書かれたこの本は、固体の電子状態に興味を持つ多くの学生の光明となりえるでしょう。
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By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
化学屋さんに「固体物理で出てくるバンドって、良く分からない。あの"スパゲッティ"みたいなのは何なの? キッテルとか見てみたが良く分からない。何か良い本ない?」と尋ねられることがあります。そんな時に紹介するのが本書です。化学屋さんには馴染み深い分子軌道の観点でバンド構造の成り立ちを説明しているので、物理屋さん向けの固体物理入門書よりは取っ付き易いんじゃないかと思います。物理屋さんが読むと「こうやって固体物理の概念を化学屋さんに説明すれば良いかもね」というヒントが得られます。(取扱いの範囲・正確さから「固体と表面の理論化学」よりお薦めです)
なお、少しレベルの高い類書として「Computational Chemistry of Solid State Materials: A Guide for Material Scientists, Chemists, Physicists And Others」があります。この本では、固体の電子構造計算を具体的な化合物に適用した事例も詳しく解説されており、一見の価値があります (高価ですが)。
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固体物性はキッテルが有名だが、よりイメージがつかみやすく、とっつきやすい本。

バンドのイメージもつかみやすく、式に頼らない説明は化学者にとって非常に良い。

反面、厳密な式の導出にかけるが、それは専門書でよい。

ハードルの高い固体物性の入り口について、良い説明を与える本で、是非1度流し読みすることを薦める。
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