【監修者】
浅井 基文(あさい もとふみ)
広島市立大学広島平和研究所 所長
横山 昭正(よこやま あきまさ)
広島女学院大学・大学院 教授
直野
章子(なおの あきこ)
九州大学大学院比較社会文化研究所 助教授
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
記憶の中の真実,
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レビュー対象商品: 図録原爆の絵―ヒロシマを伝える (単行本)
随分前になるがアラン・レネの「Hiroshima mon amour」を観た時の衝撃は今でも忘れられない。映画の冒頭で広島の惨状が再現されるが、 映像で突きつけられたこの現実に、過去に実際に起きたこのことに、初 めて向き合わされた気がした。それまで文字の知識でしか知らなかった (教わらなかった)想像できなかったことが、ほんの何カットかの映画の シーンでまざまざと想起させられた体験であった。その後丸木位里・俊 の「原爆の図」と出会ったときも同じであった。 しかし、この図録はそれ以上の圧倒的な力を持って迫ってくる。それは これが実際に体験した人々の記憶であり心の叫びであるからであろうか。 拙い絵かもしれないがこれほどの迫力をもって、そして一瞬にしてその事 実を見た人に思い至らせるほどの力を持っている絵が、他にあるだろうか。 ジョン・W・ダワーは後書きで、アメリカでこの原爆の絵が展示されるのは 「日本人が加害者であり、被害者でもあった、アジア太平洋戦争の全戦域 で発生した、より大きな範囲の恐怖の一部として紹介されると、もっとも 効果的ではないかと思う」と述べている。 張藝謀の「紅いコーリャン」を観た時の衝撃も忘れられない。
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