カントリー・ハウスの建築や内装は豪華絢爛であり,カントリー・ハウスを取り巻く庭園も広大で,まるで絵画に出てくる風景さながらである。大広間の内装をはじめ,天井に重厚な装飾がかかり,書斎や応接間,すべてに手の込んだ装飾が施されている。故ダイアナ妃がチャールズ皇太子と会ったという「オールソープ」のカントリー・ハウスもエリザベス朝時代の建物で,19世紀に改築されている。また,スコットランドの城館の様子も壮観である。
カントリー・ハウスはエリザベス朝時代(1558~1603)のフランス・ルネッサンス様式をはじめ,バロック様式,その後18世紀後半には新古典様式,19世紀末にかけてはゴシック様式と変化してきた。
公爵,侯爵,伯爵,子爵,男爵などを有する人が貴族であることや,責任感を持ってカントリー・ハウスを守る英国貴族についての横顔が明らかにされている。訪ねてみたいカントリー・ハウスや城の一覧表が巻末に付いており,ぜひ足を延ばして実際に見てみたいと思わせる1冊である。 (ブックレビュー社)
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イギリスの貴族分化を味わえる一冊としてご一読をお薦めします。もちろん写真を眺めているだけでも楽しめますよ。広く深く、気楽に味わえる本だと感じました。
本が手軽なサイズのため、写真の小ささを残念に感じる部分もあります。逆を言えば、場所を取らないという事ですが、もっと大きく見たいと思う写真もありました。
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