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図説 妖怪画の系譜 (ふくろうの本/日本の文化)
 
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図説 妖怪画の系譜 (ふくろうの本/日本の文化) [単行本]

兵庫県立歴史博物館 , 京都国際マンガミュージアム
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

恐怖や畏敬の対象だった妖怪が、形を与えられ、戯画や玩具の題材になり、現代では、水木しげるの登場で市民権を得、楽しむものとなった。妖怪画の歴史を絵巻から浮世絵、マンガまでたどる。

内容(「BOOK」データベースより)

絵巻からマンガまで現代に生き続ける妖怪たち。

登録情報

  • 単行本: 144ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2009/4/22)
  • ISBN-10: 4309761259
  • ISBN-13: 978-4309761251
  • 発売日: 2009/4/22
  • 商品の寸法: 21.4 x 16.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「妖怪」は日本独自の概念らしい。子供のころから、誰しも知らず知らずその一端を見聞してきている。コワイ!からオモシロイ!への心理的変化を伴いながら....
室町時代後期まで遡れるという「百鬼夜行絵巻」から説き起こし、妖怪画の系譜をわかりやすくコンパクトに解説してくれた本である。妖怪ブームを巻き起こした水木しげるの「妖怪」像の淵源ががこんなところにあったとは・・・・
妖怪は時代と共にその形象に創意工夫が加わり変容しながら、延々と日本文化の中で継承され、現代漫画の世界まで生き続けている。時代と共に変化する「妖怪画」を眺めながら、何となく優しさをかもす現代マンガの妖怪画に至ることは実におもしろいところだ。
形象がなくおどろおどろしい神秘性で畏敬の念を呼び起こすものが、ビジュアルな絵に具象化され、視覚化された途端に「戯画」となり、「ユーモア」の発露になる。そして、徐々に神秘性が脱落していく。江戸時代の都市民にとって、「化け物尽くし」が知的好奇心の対象となり、「妖怪」は「マンガ」という愛玩物になっていたという説明に、なるほどなあ、そういう対象になっていたのかと感じ入る。
妖怪は、「対立」から「共生」としての隣人的存在に変化するという「妖怪マンガの未来」予測も興味深い指摘となっている。
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