ベンヤミンの文学週刊誌への寄稿論文から、ベンヤミンの作業机周辺のイメージが再構成されている。併録の論文(序文)3本が、当時の愛好家の観点を示す。この3本は、ブロースフェルト(樹木の細部の形態、工芸品のデザインのモチーフの起源、自然科学の視線)、アッジェ(パリ、街区のディテール、職人、郊外、木々という文学、生活のイメージ)、ザンダー(職業、階級、世代、男女、インテリという社会科学の視点)の写真集に付された他の人たちの論文で、ほぼ現行版も入手出来る。個人的に、その後の映像技術の進展、銀塩メディアの終焉、もう少しハードコアな性的イメージの流通の問題(微乳、貧乳あたり、かなり深刻なモチーフではないのか?)、同時期の音声メディア、自動車の登場などの関心もあり、ベンヤミンそのものから、やや気分的に遠いので星1つ落とす。