オーストリア皇妃エリザベートの晩年の容姿についての記述。
「細身の身体と‥服以外、往年の美貌を思い起こさせるものはなかった。身体は若さの汁気がなくなって‥骨張って痩せ‥‥老いの爪痕が痛々しかった。それにもかかわらず、‥‥かつての美女の名残りがあった。‥‥顔はしみと皺に蝕まれていた。」
一文一文を大切に書いたら、こういう記述はあり得ないと思います。
西洋の歴史や文化では“面食い”の要素が大きいことをわかっているらしい著者には、もっと丁寧に書いてほしかったと思います。
興味のある方は、皇妃の晩年の写真などを探して自分で判断するのがいいですね。
「イギリスの王室」にも書きましたが、この著者の本は、内容をよ〜く確認してから買ったほうがよいようですよ。