ショパンの生涯についてまとめた一冊です。
ただ、ショパンについて「子犬のワルツ」や「革命」など数曲しか
ご存じない方には、分かりやすいとは言えないかもしれません。
(そういう点では、ピアノ愛好家や初心者を対象?)
初めてショパンを知る方には、
伝説の生涯をたどる厳選18曲CD付 ― 愛と魂の旋律 ショパンの世界へをオススメします。こちらはCDが付属しており、写真も美しいため、楽しめると思います。
本書は全3章構成となっておます。
【1章:ショパンの生涯】〜76pまで
写真や人物図などを交えながら、少年時代、ワルシャワでの成功、パリでの生活、
青春と決別、そして早すぎた死まで解説しています。
【2章:ショパン国際ピアノ・コンクール】〜84pまで
ショパン・コンクールについてと、それにまつわるエピソード、入賞者一覧を掲載。
【3章:ショパンを愛するピアニスト】〜110pまで
コルトーに始まり、ブレハッチまで19名の有名ピアニストを簡単に紹介しています。
【資料】
音楽用語・標語ガイド、人名録、ショパン年譜が掲載されています。
読んで改めて思いましたが、彼の人生は決して幸せとは言えないと感じました。
ワルシャワの蜂起、サンドとの確執、病との闘い、
そんな中で彼は音楽に希望を見出し、想いを込めたのでしょう。
現在ピアノは一般的にも購入できる楽器となりました。
ショパンやベートーヴェンなど有名作曲家の中には、
借り物のピアノやアップライトピアノなどで作曲していた人も多く存在します。
(そして、ホールやサロンのいいピアノでの演奏を楽しんででいました。)
その気になれば、自宅でも彼らの名曲を気軽に弾ける今の時代を
我々はもっと素直に喜んでもいいのかもしれません。 By雪