本重量約500グラム。初版発行95年。1945年の無条件降伏から連合軍が占領していた6年間のモノクロ写真集。撮影はGHQ/SCAP写真班と米陸軍、米空軍のカメラマン。場所は東京が多い。目次は第6部に分かれ、一年間が1部となっていて年表と解説が見開きで付く。悲惨な写真はほとんどない。味わい深いのは日本人の生活と米兵を見るまなざし。よく生き残ったという感慨と米兵を初めてみる驚きと羨望がよく出ている。やらせの感もあるが平和な時代がきた雰囲気がにじみ出ている。編集の視点に偏りも感じないし、視覚から「敗戦」を理解するにはよくできた写真集。