本屋さんで見れば解りますが、この本はライトな図鑑です。100ページ程度で広く浅く。そう思って大して期待しなかったものの、こういうのが好きなので買いました。すると、期待以上の魅力が詰まっていたのが嬉しい誤算でした。
確かに広く浅い図鑑です。だけど、各項目(各国の文字)の羅列ではなく、それらが無理なく体系化されていました。アジア各国の文化に興味があった私としては、どの文字も見た事があったのですが、この本を読んで初めて浅いながらも解ってきました。
昔バンコクに行く前に、旅行会話程度のタイ語を覚えようとしたのですが、あの時、何であんなにタイ文字がチンプンカンプンだったのかが、今になってよく解りました。(笑)
他にも、アラビア文字の書体の違いや言語の違い、漢字系文字の構造など、興味深い内容が満載で、とても100ページ程度だとは思えません。
読んでいてとても楽しい本ですが、勿論、何度も言うように広く浅い図鑑でしかありません。
でも、この中の特定の文字に興味を持ったならば、その文字の専門書を読めばいいんです!
そういう意味から、この本はアジアの何処かの国の言語に興味を持つ切っ掛けになれる本でもあります。