満洲に関わりの深い都市であるハルビン、大連、瀋陽、長春を採り上げた書物です。
写真が多く、本書の性格上、建築についての説明に重きが置かれています。しかしながら当時の政治状況にもしっかりと触れていて総合的に満洲のことを理解できるように作られています。
写真と文章で相互補完的しています。結果分かりやすいものになっています。満洲の建築という切り口は新鮮です。恐らく類を見ない書でありましょう。扱っている範囲が建築のみではなく満洲全般でもあります。満洲について何かしら得ようとするとき本書は大いに役立つことでしょう。お薦めです。