CIOの役割は、自社の全社経営戦略を受けてその実現を下支えする
IT戦略を企画実行するという立場に加え、自社のIT部門の総責任者
として全体を束ねるという立場の両面があると思う。
本書は全社の立場としてITがなぜ経営に貢献できるのかということを
「7つのC」(価値)というフレームで切って、それぞれについて
解説を加えている。
現場発想のITという視点ではなく、あくまでトップダウン、経営目標
を達成するためのITという視点で語られている。
CIOを含む情報システム部門はもちろん、システムを提供するSIer
がトップに対する提案を行う際に、「使える」キーワード、フレームが
いろいろ見つかるのではないかと思う。