巫女に関するガイドブック。
範囲は古代の巫女から現代の巫女まで、海外の巫女も特集してあります。
特筆するのは現代の巫女の「お仕事」「装束」「生活」を最初にまとめてあること。
現代社会の巫女さんの日常的であって非日常的な生活が伺えます。
今の巫女さんはデジタルやバイリンガルじゃないと務まらないこともあるのだw
また、巫女だけではなく、神社の行事、日本のお祭り、風習などもまとめてあります。
過去の歴史上の巫女の概略も載っておりまして、大変役に立ちます。
概略といってもアマテラスの正体(皇祖神、高御産巣日神の巫女を神格化説)も
考察してあります。なかなかディープです。
著者の朱鷺田さんはクトゥルフなどのゲームブックを執筆した経歴があり
膨大な資料から巫女に関する事柄を抜粋して、よく纏め上げたなという感じです。
反面、文献から得た事柄の知識をまとめただけであって
巫女や神社の祭祀の奥に隠された思想、宗教学などにはまったく触れられていません。
補完として
神道の本―八百万の神々がつどう秘教的祭祀の世界 (NEW SIGHT MOOK Books Esoterica 2)を
同時に読んで神の秘儀と巫女、神主の本質を突っ込んでみると面白いと思います。
巫女さんを主人公にした二次創作を作る分にはとても便利でベスト本!