本書は各プロセスで具体例を挙げて説明しており、分かりやすさの
点では他に類を見ません。
なお、説明のためのプロセスは以下の通りです。
1.自分について考える
2.相手について考える
3.テーマについて考える
3.1.情報を読み解く
3.2.筋書きを描く
3.3.相手に合わせて仕上げる
4.説明する
特に参考になったのは、「3.1.情報を読み解く」ところでした。
情報を読み解くには、図解することが最も役に立ちます。そもそも、
分かっていないと図解できないのですから。表に分けられる、空白
を見分けられることで、分かっていることに近付くとの指摘が大変
分かりやすかったです。
どうしてもビジネス文書では、箇条書きが認められていて、かつ、
簡便なので、安易に箇条書きにしがちです。本書の助言はずばり、
「箇条書きを見つけて切り刻め!」
箇条書きにせず、関係性をきちんと図解することを薦めています。
これは、なかなか、しんどい。ただ、並列や因果など、関係性を
明確に示すには図解が一番と実感することができます。