この本は非常に判りやすく、かつ面白い本です。
気象に関する基礎である「雲のしくみ」「雨と雪のしくみ」「気温のしくみ」「風のしくみ」などを原理から説明し、かつそれらを説明する順序が前の説明の理解をもとに次の説明にはいる(「雲」から「雨と雪」というように)構成が、全体を通して判りやすく読みやすい要因であると思います。
そして、このように分かりやすい説明に接すると、日頃TVやWEB上で目にする天気のことや天気予報にも親しみが湧き、その内容に興味が持てるようになってきます。個人的には、雲の中で起こっていることや世界的な風の動きについての原理的な説明に「なるほど!そうだったのか!」といった感激がありました。
気象学「入門」ですから、少し込み入ったところはわかりやすくするために端折ったりしているかもしれません。詳細は専門書を読まなければならないかもしれませんが、天気図の見方や天気予報で言っていることの理解ができる程度ではあると思います。
かつて学校で習ったことではありますが、あらためて気象、天気に対して興味を持ちました。
非常に分かりやすいが故に面白さを感じる一冊です。是非一読をお薦めします!