タイトルにもある通り、アリエナイ教科書ですので間違っても
「変わった教科書」程度に考えないほうが無難です。
三重県では有害図書に認定されたようですのでそれで察してください。
内容としては普通の生活をしていればまず出会うことのないものが満載です。
むしろそれしかないかもしれませんw
生物・化学・物理の3部構成で、分かる人には存分に萌えること請け負いです。
生物:凶悪害虫の繁殖法・シャブ製造法・DNA抽出・超絶殺菌法・生物兵器解説etc
化学:族順の元素解説(変態仕様)・化学文献の調べ方・有機合成解説etc
物理:プラズマ関連・手作り殺人コンデンサ・各種高電圧実験・
レーザーガンの作り方・レールガンの作り方etc
目ぼしいものを羅列しましたが、この他にコラムや脚注も大変興味深いものが
20以上あり、巻末の付録にはすぐ出来る実用的?な記事もあります。
しかし、その大半が専用の機材、試薬、設備、免許などを必要とするので
一個人がどうこう出来るレベルを超えているのは明らかです。
それに加え、実際に諸々のものを揃えて実験・製造しようものなら命がいくつ
あっても足りませんし、高確率で捕まります。
ではなぜそんな実用性の無い本に私が★5つも付けたのか、それは単純に
面白いしタメになるからです。
例えば最近お騒がせな覚せい剤がなぜいけないのか・なぜ依存性があるのか・
なぜお花畑が見えるのかを知ることができ、学校で「覚せい剤、ダメ絶対」なんて
指導されるよりよっぽど説得力・抑止力があります。
また、今までニュースで報道されていても大したことないと思って聞き流していたこと
も実は非常に重大なことだったと気づくことができます。無知は罪とよく言いますが、
まさしくその通りで、ほんのちょっとの情報でも知っておくことが大切なのです。
そうすることで自分が事件・事故に巻き込まれた時などには自己防衛にもなりますし、
世界が格段に広がることは間違いないでしょう。
この本はそんなきっかけを与えてくれる非常に有益なものであると思います。
最後に断っておきますがアングラがお嫌いな方・常識が無い方にはオススメできません