リスクマネジメントの基本から概要に加えて、BCPまでを網羅した図解の解説本。見開きで右のページが本文、左のページが本文の内容に関連した図が配置され、可もなく、不可もなくといった内容である。
先進的な事例として、パナソニックや住友商事などが取り上げられているほか、BCPに関しては、東日本大震災後の出版でもあるため、東日本大震災後の企業アンケートを使って説明している。また、自社に限らず、グループ企業や海外拠点とのリスクマネジメントも取り扱っている。
リスクマネジメントに少しでも携わったことがある者にとっては物足りない内容である。過去の企業の不祥事などが散りばめられている他、文章だけでなく図解があるため、大学院や大学を卒業して組織に配属された何も知らない新人に対する研修教材として活用できるだろう。