Amazon.co.jp
XML(eXtensible Markup Language)とは言葉のとおり、マークアップ言語である。マークアップ言語とは、「コンピュータなどで作成した文書やデータの中に、一定の情報(タグ)を埋め込む言語」のことである。
「それって、HTMLと同じじゃないか」と思っている人は鋭いところを突いている。しかし、XMLの真髄はHTMLにはないその厳密な文法規則(ブラウザに依存しない)と拡張性(自分でタグを作れる)を持ちながら、XMLそのものは決してマスターするのに難しくないということである。HTMLの知識があれば必要十分なのだ。
本書は、まず前半でXMLの歴史、XSL、XPath、XLink、XPointer、DOM、SAXといった技術や概念を解説。後半ではJava、Perlなどのプログラミング言語や、オラクルをはじめとするデータベースとの組み合わせについて、e-コマースにおける実際の応用例を図解しながら説明している。トピックごとに見開き2ページに要領よくまとめられており、XMLの概要を知るには便利だ。
これから日本でも本格的に流行するであろうXMLを学ぼうと思っている技術者、あるいは会社や自宅でインターネットをバリバリ使いこなしているビジネスマンにとって、この本は絶好の入門書である。ただ、XMLを他のプログラミング言語やデータベースと組み合わせて使いこなすために技術的な解説書を求めている人は、別の本を探すべきだろう。(加藤英正)
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、XMLとその周辺技術に関連する知識を、図解を中心にやさしく解説しました。市販の書籍では、XMLの文法の解説に終始した本が多いのですが、本書ではXMLとデータベースやJavaとの連携まで盛り込みました。耳慣れない新しい用語についても、図の中で日常的な言葉に置き換えて丁寧に説明しています。