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それよりは、コンパクトで分かりやすかった本といえば、Muleの開発者らが書いたマルチリンガル環境についての本でしたが、これはこれでマニアックにすぎる面もありました。
仕事上、文字コードの仕組みをプログラマに説明する機会が多く、もうちょっと誰にでも推薦できる本がないものか、と思っていた所、本書にめぐりあいました。私がいつも大事だと思って丁寧に説明している個所が、まさに丁寧に解説されていて、重宝しています。欲を言えば、JDKを用いたプログラミングで重要となるUTF-8に関して、もっと具体的に書いておいて欲しかったです。その分、星を一つ減らしておきます。
あと、タイトルが失敗しているんじゃないかなあと思います「異体字・難漢字からハングルまで」と書いてしまっては「漢字・文字マニア向け」の印象がありますが、実際には多国語サポート、というよりUnicodeサポートを要求されるソフトウェア開発の実務者にとても有益な知識を与えてくれます。XMLやJavaの台頭により、Unicodeをちゃんと理解していることが多くのプログラマに要求されるようになってきています。訴求すべき重要な読者層に届くメッセージをタイトルにつけられなかった点で、星をもう一つ減らしておきます。
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