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2000年6月、ヒトのDNAの塩基配列解読が完了したと発表された。いよいよ、ポスト・ゲノム時代の到来である。しかし、ポスト・ゲノムというだけでは、漠然としていて何を意味するのかわからない人も多いことだろう。ポスト・ゲノムでは何が研究され、目標とされているのか。そして、バイオ産業は今後、どのように発展していくのか。その全容を明らかにしたのが本書である。明快な文章と図解で83のトピックスが解説されている。
ポスト・ゲノムでは、オーダーメイド医療、ゲノム創薬、再生・生殖医療などの医学的な分野をはじめとして、クローン技術、遺伝子組み換えなど、多くの技術の実用化が期待されている。まさに、その可能性は無限大だ。しかし、当然多くの問題が出てくることも予想される。遺伝子特許をめぐる国際問題、個人の遺伝子情報の流出による差別問題、ほかに倫理的な問題もあるだろう。何が正しくて、何が間違っているのか、判断が難しい問題も出てくるに違いない。
バイオテクノロジーの発展に伴うさまざまな影響は、遅かれ早かれ、すべての人に影響を及ぼすだろう。そのひとつひとつを正確に見極めていくためにも、本書を読んで理解を深めたい。(冴木なお)
内容(「BOOK」データベースより)
遺伝子スパイ事件が報道されるなど、バイオ産業は今、全世界規模で動き始めている。そして、ヒトゲノムの解明がほぼ終了した今、焦点は「ポスト・ゲノム」に絞られてきた。しかし、この分野そのものが動き始めたばかりの新しい分野なだけに、「どの分野がこれから伸びるのか」「どんな研究が今行われていて、どんなビジネスに結びつくのか」等の考えが出てくる。そこで本書では、これからのバイオ産業、そして、どのようなビジネスが立ち上がるのかといったことを理解するために、バイオ産業やポスト・ゲノム、ヒトゲノム計画等の動向や仕組みの解説から、遺伝子、クローン技術、再生・生殖医療関連といった観点から、それらに関連するビジネスや基礎知識、そして、これからより拡がるであろう分野までを、一目でわかるように、具体的な事例でビジュアル解説した。
内容(「MARC」データベースより)
ヒトゲノム計画がほぼ終了し、これからは「ポスト・ゲノム」に。遺伝子スパイ事件、ゲノム創薬、バイオベンチャー、生殖医療など、最新の研究・技術から関連ビジネス、「ポスト・ゲノム」のしくみまでを詳細解説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森 健
1968年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌『Quark』『Views』(講談社)で専属記者を経たのちフリーランス。月刊誌を中心に活動中。生命科学、コンピュータ、経済、医療などの社会事象を主な取材対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1968年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業。雑誌『Quark』『Views』(講談社)で専属記者を経たのちフリーランス。月刊誌を中心に活動中。生命科学、コンピュータ、経済、医療などの社会事象を主な取材対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)