ポスト・ゲノムでは、オーダーメイド医療、ゲノム創薬、再生・生殖医療などの医学的な分野をはじめとして、クローン技術、遺伝子組み換えなど、多くの技術の実用化が期待されている。まさに、その可能性は無限大だ。しかし、当然多くの問題が出てくることも予想される。遺伝子特許をめぐる国際問題、個人の遺伝子情報の流出による差別問題、ほかに倫理的な問題もあるだろう。何が正しくて、何が間違っているのか、判断が難しい問題も出てくるに違いない。
バイオテクノロジーの発展に伴うさまざまな影響は、遅かれ早かれ、すべての人に影響を及ぼすだろう。そのひとつひとつを正確に見極めていくためにも、本書を読んで理解を深めたい。(冴木なお)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
解説本としては上質,
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レビュー対象商品: 図解でよくわかるポスト・ゲノムビジネスのすべて (アスカビジネス) (単行本)
いわゆるノウハウ本とか、ハウツー本の体裁なのだが、入門書・解説本としては非常に良質だと思う。ハイテク分野の入門書・解説本は、数年で陳腐化してしまう例が多いが、本書はその点では、まだ鮮度も高い。ヒトゲノム解析の意義から、その後の動向、そして関連知識についてまとめられている。 本の性格上、ゲノムビジネスを遺伝子解析系、遺伝子解析機器系、遺伝子診断、遺伝子関連製品、医薬品などに分類して、そこでのビジネスのキー技術、市場性などを解説している。学術的な分野を即ビジネスに結びつけるアメリカ風のビジネスは個人的に嫌いなのだが、本書ではこの切り口があることで全体の構成がわかりやすい。 「なぜクローンは禁止されているか」と言う話題にもページを割いており、ゲノムビジネスとは何か、世界はどう動いているのか、という俯瞰を得るには好適だと思う。
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