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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
一途な気持ち,
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レビュー対象商品: 図南の翼 十二国記 (講談社文庫) (文庫)
国を何とかしたい、大人は誰もやらないから私がここに来た・・・この偉そうな12歳の珠晶の言動に、鼻持ちなら無い傲慢さを感じて なんだこのガキ、ぐらいにしか思ってなかった私ですが、 読み進むにつれてぐいぐい引き込まれてしまった。 彼女も気持ちだけではどうにもならない世界があることを、自分の体で 覚えていく。しかし一途な気持ちだけはずっと変わらない。
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
苛酷なサバイバルの旅。冒険の基本,
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レビュー対象商品: 図南の翼 十二国記 (講談社文庫) (文庫)
生意気な少女が、小さなからだ一杯に知恵と勇気を働かせて、試練の旅に挑む話。ある意味、もっともオーソドックスかつシンプルな冒険譚。でも奥は深いです。なかなかこの主人公に感情移入できなかったんですが、脇を固める人たちが魅力的なのと、彼らが旅する「黄海」という樹海の描写が非常に面白く、一気に読み切ってしまいます。最後にはもちろん、彼女にすっかりハマるし。煩雑な社会的因習を振り切って飛び込んだ異界「黄海」には、厳しい環境ならではのそれはそれは厳しい暗黙のルールがあり、主人公を苦しめます。環境そのものよりも人間関係がもっとも人を苦しめる。アマチュア対プロのやりとりとか、この作者の巧いところだと思います。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ファンタジーの中に真実が,
By mirinn (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 図南の翼 十二国記 (講談社文庫) (文庫)
王が不在の国は荒れる。民は困窮し、治安は悪化する。そんな状態が長く続きながらも、嘆くばかりで自分は何もしようとしない人々がいた。それはそうである。 王になるためには、現在のささやかな生活など捨てるくらいの覚悟がいるし、費用もかかる。なによりも危険で、死ぬかもしれないのだから。 だが、そんな大人たちにごうを煮やした少女がいた。 自身は裕福な家に生まれて貧困を知らず、だがそれを貧しい者になじられてもけして動じなかった。 そしてまた、ファンタジー小説であるはずの本作に、今のこの国の様子を重ねてしまう読者も多いのではないだろうか?
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