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最も参考になったカスタマーレビュー
14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
何事かに打ち込む女性の成長物語,
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レビュー対象商品: 囲碁小町 嫁入り七番勝負 (単行本)
人生の重大事をかけて勝負に臨まざるを得なくなった女性の成長物語。前作とは表紙も作風もがらりと変わり、しっとりとした作品になっている。 囲碁を題材にしているが、囲碁のルールを知らない読者を想定して書かれているように思われる。たとえば、囲碁がどんなゲームであるかという碁を打てる人には当然な事柄が、初心者の視点に沿って語られている。使われている専門用語の種類は、おそらく「ヒカルの碁」より少ないだろう。 そのため対局の場面では一定の緊張感が保たれているが、やや具体性に欠け、囲碁用語を使えば一言で描写できるところで、回りくどい表現になっている部分が見受けられる。囲碁を知らない人に盤面のイメージや勝負の雰囲気を伝えようとしたのだろう。 物語は対局の内容や勝ち負けより、主人公おりつの喜びや悲しみ、出会いや別れが中心である。おりつの葛藤は何事かに打ち込んで挫折や敗北感を味わった人に共通の物ではないだろうか。その敗北感に立ち向かう勇気を男の矜恃ではなく、すこし不器用な町娘の日常を通して描いたところが、秀逸。 囲碁の有段者の男性より、囲碁を知らない女性にお勧めかも知れない。
5つ星のうち 4.0
囲碁時代小説,
By モトカ (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 囲碁小町 嫁入り七番勝負 (単行本)
囲碁時代小説タイトルそのままですが、縁談を賭け囲碁の七番勝負に挑む町娘が主人公 時代は幕末です しかし、町娘である主人公にはその時代背景が直接影響することは少なく、時代設定が少し活かされていない気も また、余韻の残るラストはこれはこれで良かったですが、主人公のその後をもっと描いてほしかった 対局の内容や勝ち負けに対する心情などが丁寧に綴られていました 7つの対局が綴られますが、中ダレすることなく最後まで緊張感が張り詰めていました 読んでいると、囲碁がしたくなりました でも、囲碁のルールはしりません ちょっと勉強するのはしんどいので、かわりにオセロをしています
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