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団塊世代を総括する
 
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団塊世代を総括する [単行本]

三浦 展
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

物のなかった戦後に生まれ、ひたすら豊かさ=新製品を求め続けた彼らの人生とは何だったのか?経済成長とともに肥大化してきた、その欲望のすべてに迫る。

内容(「MARC」データベースより)

物のなかった戦後に生まれ、ひたすら豊かさ=新製品を求め続けた団塊世代の人生とは何だったのか? 経済成長とともに肥大化してきた、その欲望のすべてに迫る。

登録情報

  • 単行本: 269ページ
  • 出版社: 牧野出版 (2005/07)
  • ISBN-10: 4895000796
  • ISBN-13: 978-4895000796
  • 発売日: 2005/07
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
~2007年を目前にして、「団塊世代」をテーマにした本が増えつつある。
感情的な論議が多いなかで、具体的な数字や統計・アンケート調査をもとにした、マーケティング・アナリストらしい著者の分析には説得力がある。
それだけならよかったのだが、最初と最後に著者のどうやら本音らしい、根拠に乏しい私怨のようなものが述べられていて、せっかくのデータ主義~~が損なわれているのが残念である。~
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hatfields VINE™ メンバー
形式:単行本
これが他書と違うのは、徹底してデータにもとづいて書かれていること。団塊世代についてそれまで言われてきたことが、データから見るとそうではないという指摘は、刺激的で面白い。

「これをひとりで一年で書けるのは、私をおいて他にはそう何人もおるまい」と書いてしまう厚顔も含めて、断定的な記述には我の強さが見え隠れする。しかも、団塊世代は嫌いらしい。その代表として登場するコピーライターの「X氏」。読めばだれのことかわかるので、これから読む方はお楽しみに。

唯一の難点は、数字が多いのでちょっとかったるいところ。でも、読みやすくまとめられています。
このレビューは参考になりましたか?
50 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は、「主に消費という視点から団塊世代の風俗史、生活史」(259頁)を論じたものである。その特徴は、マーケティング論を得意とする著者らしく、各種の世論調査を用いているところで、ゆえに人口学的、財政学的、社会学的論点とは別のものを提供している。

本書の最も興味深い点は、団塊の世代がその子供の世代に対してどのような影響を与えたのかについて明らかにしているところである。「消費」が突出し、反抗を常とし、そして勤労意欲に欠ける団塊の世代が量産したのは、まさにニート、フリーターであり、この点について著者は「団塊の世代が定年を迎えれば、団塊世代への年金と、その子供のフリーターという、親子2世代にわたる大量の国家へのパラサイトたちによって、日本は間違いなく破綻する」(37頁)と喝破している。

著者はこのことについて、別の著作でも述べてきたように、「マイホーム・イデオロギー」に裏付けられることで誕生した郊外地域において子供が育ってきたことの弊害、勤労概念を教えてこなかったことの問題などを指摘している。「ニート問題」が、こうした団塊の親の問題から指摘していることは極めて示唆的である。こう考えれば、格差社会批判の文脈で「ニート擁護」が主に団塊世代の人士によって行なわれているのは、まさに自らの擁護、ないしは責任感覚の欠如であることも、ここから把握できる。(ただし、団塊の子供世代でのニートはあくまでも少数派であると指摘しておきたい。)

この上で、著者は、団塊の今後取りうる方策として、自ら起業して、現役世代への依存を回避するだけではなく、それによって自らが生み出したニートを雇用すべきと提言している。しかし、評者としては、依存することに一切の躊躇がない団塊やニートに期待することはできず、団塊の年金の引き下げや、ニートへの徴税強化などによって、強制力をもって行なう以外に、方法はないと思われる。

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