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団塊の世代 (文春文庫)
 
 

団塊の世代 (文春文庫) [文庫]

堺屋 太一
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 500 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

戦後のベビーブームに生をうけ、数々の流行と需要をつくり、過当競争と過剰施設とを残したこの「団塊の世代」が年老いた時にもたらした、日本民族の戦慄の未来
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「団塊の世代」とは何か?この言葉の名付け親である堺屋太一氏は三十年前に、彼らが日本の将来に何をもたらすかを分析し、この予測小説を書いた。その予測は、今読み直すと恐ろしいほど的中している。大量定年、高齢化が問題になっている今、あらためて新版を刊行し、「団塊の世代」の過去、現在、将来を考える。

登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 文藝春秋; 新版 (2005/04)
  • ISBN-10: 4167193205
  • ISBN-13: 978-4167193201
  • 発売日: 2005/04
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jimmy
形式:文庫
 10年先20年先を正確にいいあてることはできませんが、10年前20年前に現在がどうなるかを予測したものと現実とを比べることはできます。そのことで、予測の幅を広げ捉え方の質を上げることはできるかもしれません。

 本書の予測と現実にその後起こったことでは細かなことは当然違いますが、基本的な方向性は驚くほど似ている気がします。24年前に書かれたものと知らずに読んだら、「驚き」はないかもしれません。

 「団塊の世代」というタイトルが一般用語化し、本の中身もさまざまな文脈で引用されることが多いですが、現物に目を通したのは今回が初めてでした。出版された頃、私は成人を迎えたばかりでしたが、そのときに読んでいたらどんな感想を持っていたでしょうか。ちょっと想像できません。
 さて、この先10年20年の見通しは自分自身でつくりたいと思います。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 平和 トップ1000レビュアー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
1980年に出版されたこの本が書かれたのは当然1970年代後半であったと思いますが、その当時に現在の日本が抱える高齢者問題や人件費の増大問題等を言い当てているのには本当にびっくりします。この本では1980年代中ごろから始まったバブル経済とバブル崩壊後の長い長い平成不況までは予期していなかったようですが、バブル崩壊によるリストラの嵐とマイナス成長はこの本に書かれている団塊の世代ではなく、現在下級管理職となっているバブル入社組みに対する会社の姿勢として読み進んでも面白いと思います。
そして増えすぎたミドルの人件費増大問題は、中国の安い人件費と比較され毎日のように新聞紙上で国際競争力を疑問視される現在の日本の状況に合わせて加筆されたのではないかと疑いたくなるほど的を得たものです。
是非皆さん、一度この本を読んでみてください。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
なんにしてもパイオニアは最も評価されるべきである。

政治に顔を出した結果、ヤケドをした感のある氏であるが、「団塊」を造語した功績というのは「負け犬」以上にすごいものだから。

私はたまたま仕事上、多くの団塊の方々とお話をする機会に恵まれている。

もちろん、それぞれ個性的であるのだが、彼らの特徴を最大公約数的にいうなら、「楽観的」がもっともふさわしい。

団塊の方々は、もうすぐ定年を迎える方が多いが、現在はおおむね驚くほどの高給を取り、子供は成人し、住む家を所有し、8割が配偶者を有し、定年後もなんらかの形で就労を続ける場合が多い。

これで「楽観的」になれないとしたら、もともとうつ病かなにかであろう。

やはり、団塊の世代は恵まれている、というのが他世代としての実感である。

三浦展のいうように、団塊が恵まれている分、そのジュニアたちがいつまでも親におんぶしているという傾向は、自然の流れというべきである。

このジュニアたちを、香山リカは「損をしていると感じている世代」三浦展は「正社員になりにくいために下流へ流れる世代」と呼んでいる。

今、日本人の誰もが明確にしておかなければならないのは、やはり、団塊の方々はこれまでのところ、もっとも公平に富の分配に預かっている層だということだ。もちろん、団塊当事者の側から、こうした声は上がらない。

堺屋氏は確か、「親の財産を子供が有償で買い取るべき」と主張しており、ご自身はそうするつもりである、と言っていた。

年老いた親の生活費や介護問題も解決できるし、階層格差を縮めるためにも、有効である、とのことだ。

やはり氏は理想主義者であるようだ。

日本において「感情」の問題がどんな大きなウェイトを占めるのか、おわかりでない。

親側がそれが可能なメンタリティを有するなら、ニートもパラサイトもこれほど多く存在していないはずではないか。やはり堺屋氏は「ブレーン」に留まる人物と思われる。
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