団地について、著者の3名の団地と映画に関するトークイベントの内容を収録、また巻頭には著者3名が都内の団地を訪問した写真集も収録されている。
団地に住んだことのある方であれば、共感できる箇所の多い本ではと思います。
団地で育った私として、非常に隅々まで理解できる本でした。
トークイベントに参加して、実際の映画を見ながら話を聞きたかったです。
アニメーション製作の技法は知識がありませんでしたので、勉強になりました。
気になった点
著者の一人、大山氏が書いているが、団地の定義が曖昧である。
団地とマンションの定義を、大山氏は、公団などが建設が団地、民間が建設はマンションとしている。
その前のページでは、映画団地妻の情事の2010年リメイク版に関し、団地の管理組合の集会(イラストからは理事会と思われる)の記載もある。
管理組合があるのは分譲マンション(団地)であることから、本書内でも定義が曖昧である点が判る。
法律(区分所有法、マンション管理適正化法)では、民間分譲であっても団地と定義されており、その点を配慮して欲しかった。
団地を、公営住宅、公団賃貸、一般分譲の3種類に分けてみると、管理状況の違いがよく判ると、ペーパーマンション管理士の私は思うのですが・・・・。
評価を4にした理由
内容的には評価を5にしたい。
ただ価格が税込み1995円は、高め感あり。
団地マニアの存在自体が少ないのは理解できるが、マニア層を広げるためにも、もう少し安い設定でも良かったのではと思われます。