新刊を購入するたびに既刊を読み返してしまう「回転銀河」。
今回も双子と和倉の話のみならず、樫本姉弟の話や須磨と池上、
ミラクル守口の話にも遡って読み返してしまいました。
「回転銀河」のよさを言葉にすると難しいのですが、この不思議な魅力、一度その世界に足を踏みいれたらなかなか抜け出せない奥深さにあるのかなと思います。
何度読んでも飽きないんですよね。
幸せな話ばかりでなく、ときにつーんとくるせつなさがちりばめられているのもいいです。
さて「回転銀河」の味わい深さを改めて感じた今回の新刊は、
四話中三話が天野兄と和倉の話なので、いつものオムニバスとはちょっと違った雰囲気が感じられました。(残りの一話は天野兄の彼女江梨奈の話)
今まで微妙に関わってきたこの二人がどんなところに落ち着くか、とても興味深かったです。そして和倉はやはり和倉だなあと思わせられました。今までの関係とは少し違うけど、そんなに大きくは変わっていないように思います。
気になるのはこの二人のその後ですね。彼らは(特に天野兄はプライドを押しのけて)ちゃんと連絡を取ろうとするのでしょうか。
まだまだなにかありそうな気がして楽しみです。
最後が卒業式ということでなつかしのキャラも出ていましたが、To Be Continuedの言葉通りまだ「回転銀河」は続くんですよね? タカたちはまだ在校生ですし、今回出たピアノの先生こと轡田先生のことも気になります。次の世界がまた楽しみです。