SPICEの使用範囲はとても広いし,これから先何十年も活躍しそうであるが,
その解説本の多くは個々のSPICEの操作に終始していてSPICEの基板になるプリミティブな記述にまで
十分踏み込んでないことが多い.
仕方が無いので,長年
Laurence W.Nagel, "SPICE2: a Computer Program to Simulate Semiconductor Circuits"
に頼ってきたが,まさか今時こんな英文の文献をだれにでも薦めるわけにいかない.
でもこの渋谷さんの本なら 新人にも薦められるし,それで身につけた知識は
将来 LT-SPICEでないSPICEにであっても通用するだろう.
というわけで,私は初めて満足できる日本語のSPICE本でした.