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回想の太宰治
 
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回想の太宰治 [単行本]

津島 美知子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

文学の寵児の素顔を妻が語る貴重なエッセイ没後60年経っても熱愛される文学の寵児は、日常生活ではお金や人付き合いで失敗を繰りかえし途方に暮れる嬰児のような人だった。多彩なエピソードで綴る随筆集 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

夫人が描く人間太宰治。偶像視されてきた作家の予想外の人間性と生活、事実を丹念に記録し、作品の背景と成立事情を的確に考証する。

登録情報

  • 単行本: 293ページ
  • 出版社: 人文書院; 増補改訂版版 (1997/08)
  • ISBN-10: 4409160796
  • ISBN-13: 978-4409160794
  • 発売日: 1997/08
  • 商品の寸法: 19.6 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 この人、強い, 2005/2/15
レビュー対象商品: 回想の太宰治 (単行本)
太宰治の妻。破天荒な生き方をして、愛人と一緒に死んでしまった夫を妻の目で振り返った作品である。冷静な文章にはさすが才女といった感じ。そして、太宰治に対する複雑な愛情が読み取れる。読み終えての感想。この人、強い人だなあ。こういうところに、太宰は案外、息苦しさを感じてしまったのかなあと思ってしまった。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 作家論には欠かせない一級資料, 2009/6/3
By 
宣長さん "hoelderlin on sirius" (香川県観音寺市) - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)   
 知的な内助の功を果たす美知子夫人の姿が躍如としている。
見合い結婚で結ばれた太宰治は、文学のために生きた「文学の寵児」だった。戦中戦後の10年間、妻であった著者が、共に暮らした日々の様子、友人知人との交流、疎開した青森の思い出など、豊富なエピソードで綴っている。信頼して寄り添った人間太宰の向日的面の立ち姿が淡々と、しかも入念に書き留められている。
 一時的に付き合った女たちとは違い、太宰と共に暮らし、子をなして、日々会話し、身の回りの世話をしたか特別な女性。ちょっとした女問題では動じない、聡明だった女性の記録であり、作家論には欠かせない一級資料である。



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8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 太宰治の「妻」, 2009/9/13
結婚してから太宰が愛人と自殺するまでの10年間、身の回りの世話をし、取材旅行に付き合い、書き散らされた原稿をまとめ、子供を育てながら作家・夫 太宰治を支えた女性の回想録である。 自身もお茶の水出の元教員という才女で、それが文章にも表れている。 太宰ファンにはたまらない、私生活のエピソードや作品にまつわるエピソードが盛り沢山。細かな描写や批評に、筆者の太宰に対する複雑な愛情が見え隠れしている。 晩年の女性関係については一切触れられておらず、あくまでも作家=太宰治の記録に徹している所にも、筆者の「作家太宰の妻」としてのプライドがうかがえる。太宰治がますます好きになる。ファン必読。
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