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回想のブライズヘッド〈下〉 (岩波文庫)
 
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回想のブライズヘッド〈下〉 (岩波文庫) [文庫]

イーヴリン ウォー , Evelyn Waugh , 小野寺 健
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 798 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「古昔は人のみちみちたりしこの都巴いまは悽しき様にて坐し」。ひさしぶりに再会したセバスチアンは、別人のように面変わりしていた。崩壊してゆくブライズヘッド邸とその一族―華麗な文化への甘美なノスタルジア。英国の作家ウォーの代表作。

登録情報

  • 文庫: 387ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2009/2/17)
  • ISBN-10: 4003227735
  • ISBN-13: 978-4003227732
  • 発売日: 2009/2/17
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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By Nutrocker トップ1000レビュアー
形式:文庫
イギリスの大作家、イヴリン・ウォーの数ある小説のなかでも、最も愛されている作品。
1981年にはイギリス演劇界の粋を集めた豪華キャストでTVシリーズ化され、
(主人公にジェレミー・アイアンズ、そしてオリヴィエ、ギルグッド、クレア・ブルームなどが出演)
その素晴らしさ・完成度の高さは25年たった今でも語り草になっているほどだ。

本作の主要なテーマはカトリック貴族(フライト家)の没落だが、
これを通じてウォーが描きたかったのは、つまるところ
人間精神の尊厳、高貴さや真の愛を
現代文明の特徴である功利主義や物質主義が破壊していく過程ではなかったか。
そう考えると、この小説は少しも古くなっていないどころか、
むしろ今の時代こそ読まれるべきだと思う。

小野寺健氏の新訳は、吉田氏の訳に慣れた私には物足りない部分も
あったが、こなれた訳であることに変わりはなく、
若い人たちにはむしろ親しみやすいかもしれない。
この作品を愛してやまない小野寺氏は実に素晴らしいあとがきを
上巻に書かれているので、そちらも必読。

それにしてもウォーの作品はイギリスでの人気に比べ、
邦訳が少なすぎる。”Scoop"や”The Loved One"などを
優れた訳で読みたいと思うのは私だけだろうか。 
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By エパメイノンダス トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
ブライズヘッド邸とその一族の人生の崩壊を、華麗な文化への甘美なノスタルジアたっぷりに描いた悲劇。上巻はセバスチアンが、下巻ではジューリアが主に主人公のチャールズ・ライダーと専らからむ。
こういう「崩壊」を描いた小説って、若干文章の感じがフィッツジェラルドを思い出させてくれて、結構スキなんだけど、うーん、登場人物がこだわってるカトリックの信仰ってのが極東のバルバロイたる自分にはいまいちピンと来ないんだよね。普遍的に信仰や神についてではなく、あくまで「カトリックの信仰」「カトリックの神」について語ってるんだよな。カトリックに改宗した作家ということではユイスマンスなんかとも全然違うし。そこらへんがいまいちのれなかった原因。
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