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回想のビュイック8〈下〉 (新潮文庫)
 
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回想のビュイック8〈下〉 (新潮文庫) [文庫]

スティーヴン キング , Stephen King , 白石 朗
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

少年は幾人もの父の元同僚警官たちの言葉に耳を傾け続ける。徐々に明らかになっていく忌まわしきビュイックの真の過去と、その正体に取り憑かれた在りし日の父の姿。ついに少年は長い長い一日の果てに、“魚の年”に起こった怪異と、D分署を襲った悲劇の日の物語にたどり着く。果たしてビュイックとは悪そのものなのか、それとも…?人生への深い洞察に溢れた、胸を打つ絶品。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

キング,スティーヴン
1947年メイン州生れ。貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’74年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる

白石 朗
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 351ページ
  • 出版社: 新潮社 (2005/08)
  • ISBN-10: 4102193383
  • ISBN-13: 978-4102193389
  • 発売日: 2005/08
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 202,339位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
作者が瀕死の交通事故から復帰してから発表された作品。満を持して、というには話が膨らまない。

自身も認めているようにキングという人は書きながら筋書きを考える。あとがきから読みとれるように本作は基本的にワンアイデアストーリーであって、長編にする必然性はプロットにはない。

ただ、これは作品の欠点にはなりえない。ってのも、それこそが同氏の傑作に共通する特徴で、筋は単純だけどディテールの書き込みによってリアリティと緊張感が連動してたかまっていくというのがキングの持ち味のはず。

本作ははっきり言って冗長。理由は、膨らんだ字数がプロットを盛り上げるために費やされているのではなく、ペンシルヴェニアという独立13州のなかのしかもアーミッシュが住んでいる州西部の土地をモチーフにアメリカ人の郷愁を誘うために費やされているからかと思われる。

味付けは、市民としての誇り、警察官の職業に対する誇り。

我々がキングに期待するのはホラー、またはヒューマニスティックな感動であって、周囲360°地平線が見えて町のほとんどの人が顔見知り、といったアメリカの田舎風物への共感ではない。

じゃあ、アメリカ人には面白いのかってえと…そうでもないみたいで、レビュー読んでも皆同じような感想を述べてる。ReviesOfBooks.comが、味も素っ気もなく「典型的なキングのホラーではなく、彼の代表作でもないだろうが、大方のキング・ファンには楽しめるかもしれない」と苦しくも無難な評を記しているのからも推して知るべし。

叙情に訴える記述に走るあまり、ホラーとしても成長譚としても中途半端になってしまった本作は他の作家ならともかく、キングにあっては失敗作と呼んでよいのでは(あっ、言っちゃった…)。

帯で煽りまくった新潮社はJAROに駆け込まれても抗弁できないと思う。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
朗かにされるビュイックの過去と、その正体に取り付かれていくネッド少年の父、カート巡査。長い物語の果てに少年のとる行動は!。

物語の完結です。
しかし読後は「スタンド・バイ・ミー」のような、ほろ苦い郷愁も無いですし「刑務所のリタ・ヘイワース」のような希望への喜びもありません。

個人的にはあまり面白くなかった「グリーン・マイル」より評価は低いですね。
ただ抜群のストーリーテラーであるキングは健在で、読んでいる間読者を飽きさせるという事は絶対ありません。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
20年くらい前に「ファイアスターター」を読んでから、キングの小説は出版されるたびに夢中になって読んできたが・・。正直この作品は読み通すのがつらかった。文字を追っていても頭に入ってこない。ようやく読み終えても、徒労感しか残らなかった。大体、アイディアが長編向きではないと思う。この長さにするのなら、(少なくとも今までのキングなら)もう一ひねりも二ひねりもないと。
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