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回天の群像
 
 

回天の群像 [単行本]

著:宮本 雅史
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

戦局が悪化する中、軍令部を動かして必死必殺兵器「回天」の開発に着手した黒木大尉を始め、搭乗員たちの日記や手紙、元搭乗員と遺族の証言を追い、命を賭けて愛するものを守ろうとした彼らの心とその背景に迫る!

内容(「BOOK」データベースより)

海に散った17歳から27歳の特攻隊員は、何に命を捧げたのか。回天創案者や搭乗員たちの手紙や遺書、元搭乗員と遺族の証言から、彼らの真の思いを探る。

登録情報

  • 単行本: 230ページ
  • 出版社: 角川学芸出版 (2008/8/1)
  • ISBN-10: 4046210753
  • ISBN-13: 978-4046210753
  • 発売日: 2008/8/1
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 憂国の情あふれる一冊, 2008/9/5
レビュー対象商品: 回天の群像 (単行本)
 太平洋戦争末期の特攻作戦のうち「海の特攻」「人間魚雷」と呼ばれた回天作戦に焦点を当てた本です。

 60数年も過去となってしまったあの戦争について、一次情報をもとに書こうとした場合、生存者の証言に頼ることになりますが、21世紀の現在、生存者は当時18、19歳の階級の低い兵卒が中心になります。生存者の証言に頼るあまり、ともすれば全体像を見失いがちな類書が多い中、本書は生存者や肉親へのインタビューはもちろん、当事者が残した日記や手紙、遺書に到るまでを丹念に読み込み、現時点ででき得る限り特攻隊員の精神に迫っていきます。

 特に、回天の考案者であり訓練中に殉職した黒木博司大尉の生涯を縦軸に置き、横軸となる生存者へのインタビューも回天要員だった計1361人のうち約7割を占める935人が所属した旧海軍第13期甲種飛行予科練習生の生存者を中心に取材しており、この面からも回天作戦の全体像を示すことに成功しています。

 著者は新聞記者、書籍編集者、フリージャーナリストをへて再び新聞記者を務める昭和28年生まれの男性。その姿勢は、航空特攻に取材した前作で最近文庫化された『「特攻」と遺族の戦後』(角川ソフィア文庫)以来、一貫しています。すなわち、ここまで劣化しきった現代日本人を目覚めさせ、再び立ち上がらせるためには、60余年前に現実に存在した日本人の生き様に学ぶほかないという固い信念です。

 確かな事実に基づいた憂国の情あふれる一冊。回天について知りたい方にとっては最良の入門書であり、ある程度、知っている方には「特攻」を未来へと語り継ぐことの意味を考えるきっかけとなる好著です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 先人たちの思いに触れることができる1冊, 2010/11/16
レビュー対象商品: 回天の群像 (単行本)
この本は戦争や特攻の悲惨さを訴えるものではなく、また、必死を覚悟して戦った若者たちを美化するものでもありません。
なぜ、二十歳前後の若者が必死を覚悟して戦ったのか。その思いこそ今の日本に生きる一人ひとりがしっかりと知り、考え生きる必要があると投げかけます。

この本には元特攻隊員、その遺族へのインタビューのほかに、散華していった方々が残された遺書も多く引用されています。
その中で渋谷健一大尉の「わがあとに続かんものは数多し固く信じて特攻は征く」という歌が出てきます。

「わがあとに続くもの」の一人としてしっかりと日本人らしく生きていかねばならないと素直に思うことができる本です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 心から出会えて良かったと思える一書, 2010/9/5
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レビュー対象商品: 回天の群像 (単行本)
改めて「特攻」ということについて深く考えさせられたと同時に、純粋に心が洗われた。
久方に、涙に曇り先が読めなくなった。
今の自分がいかに怠惰で薄汚いか、思い知らされた。
戦争の是非、戦前日本の是非をとうことはこの物語とは何の関係もない。
ひたすらに純粋で、優しく、ひたむきな青少年の群像があるだけである。
今の日本は果たして彼らが命と引き換えに守ろうとしたものに値するのか?
一人でも多くに若者にこの本を読んでもらいたいと切実に思う。
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