野球の中に人生があるのではなく、人生の中に野球がある限り、野球は「完璧」
ではありえない。そこを勘違いすると人生は思わぬ方向へ転がり落ちていく。
野球界にも富や名声を得て、どんどん傲慢になっていく者がいくらでもいる。
しかしそうした一方で、野球から何かを学ぼうとする真摯な姿勢を持ち続けている
者が、それぞれにかけがえのないものを掴んでいるのも確かなのだ。
そうした者たちの人生を綴る9つのストーリー。彼らが長い年月をかけて掴んだ
かけがえのない人生哲学に触れてみてほしい。きっと心を揺さぶられることだろう。
私達の人生は先発完投しかありえない。どんな時も、私達は自分の人生において
「四番、ピッチャー、背番号1」なのだ。
「人生、先発完投」の意味をあらためて考えさせられる、そんな一冊だと思う。