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序盤はこの話いったいどういう展開していくのかさっぱり先が読めな
かったのですが、中盤から一気に違う小説かと思わされるぐらいの
急展開。そこからは本当にあっという間に読み終わりました。
序盤の静かな雰囲気のまま話が進むと思いながら読んでいたので
あまりの違う雰囲気に少し戸惑いながらも、これもありかなといった
感じです。最後の展開は予想通りといったところですが。
想像していたのと全く違う小説であることは間違いありません。
ミステリーというくくりは確かにどうかと思います。
どう考えてもミステリーではなくファンタジーなのにミステリー大賞
となるとそれを期待して読む読者からすると中身がいくら良くても
大いなる期待はずれとなってしまいます。
せっかくのいい小説がもったいない気がしました。
中身についての批判ではなく、これはミステリーではないとか
帯があおりすぎとか、宣伝仕方ひとつで評価にも左右されると
感じ、つくづく先入観なしに読んで良かったと思いました。
これから読まれる方はあまり先入観に捉われずニュートラルな心で
読まれることをお勧めします。
この小説がミステリー大賞をとってることが一番のミステリーかも
作品自体も終盤は情景が映像と音で浮かんでくるほどきれいにできている。
難点は、登場人物がしゃべりすぎること。確かに登場人物の語らせるのが、もっとも楽な表現かもしれないが、私自身が相手にあんなに長々と話されたら、途中で10回はつっこみを入れたくなる。
作者や作品の内容とは関係なく、宣伝のありかたについてだが、確かに第一回の受賞作ということもあるのかもしれないが、いくら何でもほめすぎではありませんか?あまり「感動」「感涙」と騒がれると、かえって気持ちが引いてしまう。言うのは勝手だが「ここ十年の新人賞ベストワン」ということは絶対にない。あまりやりすぎると、第二回以降の受賞作の信頼度が落ちる気がする・・・。「この作品だけ売れればいいのか?」と問いたい。
作品の内容が☆4つ 宣伝が☆マイナス2でトータル☆2つ。
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