【蘭(長女)】 腹に据えかねた個人的理由が元で酔い潰れて羊とホテルに
【桔梗(次女)】 特記事項なし
【楓(三女)】 相変わらずのツン寄りなツンデレだが今回も羊との距離が縮まる状況に
【皐(四女)】 今回のメインヒロイン。羊への想いが高まり、ある事件を経て……
楓メインの構図に変わりはないが、他の姉妹との関係にもドラマが描かれることでストーリーに厚みが出てきた。まぁ、引き延ばしとの穿った見方で揶揄される可能性もあるが、せっかくの四姉妹なんだし、ただ無意味に体を重ねる軽薄よりずっと良いと思う。しかし、本巻のほぼ全編が皐のターンになるとは思わなかった。桔梗は言うに及ばず楓までをも隅に追いやる活躍である。そして、前巻の楓に続いて今回は皐にピンチ、つまり貞操の危機が訪れる。この一件を経て結果的には羊との関係がより深まる訳だが、こうなると完全に楓のライバルに躍り出ることにもなり、この三角関係の行方がちょっと楽しみになってきた。
これに対して楓とは小さなハプニングがあるくらいだが、積極的な皐に当てられる形での心境の変化により、何げに羊との仲は進展していたりする。後半にはまた侵入者か?という演出があって楓のデレ成分も噴出する。ただ、この全くもって素直じゃない楓が羊と皐の関係を知ったらどうなるのだろう。修羅場となるか対抗心を露にするか、あるいはその両方が訪れるのだろうか。
肝心の情交シーンは正直物足りない。連載への影響なのか背景などを端折って手数を減らしているように見えなくも無いのが残念。正常位ながらより深く結ばれようとする想いは伝わるので、ここはもうすこし臨場感が欲しいところである。なので星3つかなぁとも思ったが、物語が面白くなってきたので+1ということで。なぜか本シリーズ冒頭(第1話)のメイドさんが再登場してるし。