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四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う (文春文庫)
 
 

四千万人を殺した戦慄のインフルエンザの正体を追う (文春文庫) [文庫]

ピート デイヴィス , Pete Davies , 高橋 健次
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 840 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1997年3月、香港近郊の養鶏場で鶏が死ぬ。H5N1型の鳥インフルエンザが世界を騒然とさせる始まりであった。それを遡ること80年前に世界を席捲した「風邪」は、4000万人を殺した。この恐るべきインフルエンザウイルスの正体を追って、永久凍土に埋葬された遺体の胸からウイルスを採取すべく、ある調査団が極北の墓所へ向かう。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

デイヴィス,ピート
英国のノンフィクション作家。英国の選挙戦を題材にした「ジス・イングランド」、アメリカのルポ「ストーム・カントリー」などの著書がある。ウェストヨークシア在住

高橋 健次
1937年生れ。慶応義塾大学英文科卒。出版社勤務を経て翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 371ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/1/10)
  • ISBN-10: 4167705427
  • ISBN-13: 978-4167705428
  • 発売日: 2007/1/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
著者の「正体」もよく解らない。名前と英国人のノンフィクション作家。ウェストヨークシャ在住とだけ。学歴もキャリアも不明。英国の選挙戦を取材した「ジス・イングランド」という著書がある。これではウイルスや感染症、臨床例、薬学の知識がどれくらいあるか?多いに疑問だ。選挙と感染症、ウイルスは畑が違う。H1N1ウイルスがロシアか中国の研究施設から洩れた、という根拠のない記述。この本で唯一興味深いのが鳥インフルで「活躍」したジョージア州アトランタにあるCDC(疫病管理予防センター)という組織である。東京にあるのが書いてないが国立感染症研究所だろう。WHO傘下でロンドン、メルボルンにもある。なぜ旧ソ連圏や中国、南米にないのだろう?このCDCは調べる必要がある。
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By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:文庫
 今騒がれているインフルエンザの情報力からすれば、過去のインフルエンザなど微に入り細に入り何から何まで解っているのかと思いきや、実は何も解っていないに等しいのである。研究者は前世紀末のアラスカやアイスランド、ノルウェーを駆けずり回ったあげく結局は肺の完全な検体は十分に得られず結論は出なかった、散漫な読み物を読んでいる気にさせられるのはその意気消沈させるような敗北の記録だからであると言えるかも知れない。
 人類が初めて経験した流行インフルエンザであるスペイン風邪。世界戦争での死者数を悠に越していた、全人口の三割をあっと言う間に死の淵に追い遣った、今で言うなら二十億人弱が亡くなってしまうような正に戦慄の病。二年後にはこのウイルスの塩基配列を全て解読するだろう、と執筆当時には控えめに予告されていた米陸軍病理学研トーベンバーガーの名も本書以外では滅多に聞くことがない。
 他方で、予防と監視、流行後のシナリオは反芻され続け、現在ではあたかも万全の準備が整っているかのようである。それでも食い止められないことは今回の新型でさえ明らかになりつつある。弱毒性なのが不幸中の幸いかも知れないものの、それでも油断はできはしない。現在ある4種のヒト感染ウイルス以外にも、HA(ヘマグルチニン)16種とNA(ノイラミニダーゼ)9種の組み合わせで150種類くらいはあり得るのだから。スペイン風邪は現在では強毒のHA原因であることは解ってきたが謎も多く、それが解ったのも本書刊行後のことなのである。
 
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