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四十九日のレシピ (ポプラ文庫)
 
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四十九日のレシピ (ポプラ文庫) [文庫]

伊吹 有喜
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (41件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

母・乙美が、ある「レシピ」を残して亡くなった。それは、離れてしまった家族を再び呼び集め、奇跡のような時間をもたらす処方箋。感動の物語。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。

登録情報

  • 文庫: 293ページ
  • 出版社: ポプラ社 (2011/11/2)
  • ISBN-10: 459112665X
  • ISBN-13: 978-4591126653
  • 発売日: 2011/11/2
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (41件のカスタマーレビュー)
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136 人中、131人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
乙美が亡くなって四十九日を迎えるまでの、切なくて、でもあたたかい奇跡のような物語。乙美が亡くなってから残された家族は参ってしまう。乙美の夫の良平は呆然と日々をすごし、最後に妻と交わした言葉が彼女の些細なミスを怒鳴り散らしたことだったことに後悔している。娘の百合子は夫の浮気相手の若い女が妊娠したことを知らされ、都会から実家に戻ってくる。そこに真っ黒に日焼けした金髪の女の子が登場し、物語が静かに動き出す。

私事で恐縮だが、私もこの本を手にとって読み始めたときに「参って」いた。急な仕事の数々に忙殺され、睡眠時間を少ない毎日。さらに親戚の間にもいろいろなトラブルが続いていた。多忙な日々が続いて、いつしか妻との会話も少なくなっていた。

そんな中、この話を読み始めて、大切なことに気付かされた。それは「自分の一番大切な人のことを、本当に一番大切にしなければいけない」ということ。いたってシンプルなことだけれど、そのときの自分にはそれが出来てはいなかった。『四十九日のレシピ』の中の乙美の夫・良平も、娘・百合子も、それが出来ていなかったことを彼女の死後に実感していた。彼らの後悔や、生前の乙美について何も知らなかったことへの情けない思いが、自分に重なった。読み進めるうちに、何度か涙を流してしまった。

もしかしたら、誰しも仕事などが忙しいときや追い込まれたとき、距離が近すぎる本当に大切な人のことを蔑ろにしてしまうことはないだろうか。

この本は、そんな人にぜひ読んでほしい。

忙しい間でも、少しでも時間をとって読んでほしい、素敵で心温まる1冊です。
このレビューは参考になりましたか?
28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Rumiko トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
乙美さんという女性が亡くなったところから、物語が始まります。
残されたのは、70歳を超える夫と、彼女の継子である38歳の女性。
二人ともが、それぞれに傷や問題を抱え、乙美さんが亡くなった悲しみにつぶされそうになっていて、
そこに不思議な少女が現れ、乙美さんの49日までの二人の生活を支え始める…

登場人物のそれぞれが、それぞれに何かを抱えている感じ。
一番共感できたのは、結婚したのに子どもを産めず、傷ついている継子の百合子。
子どものいない女性の人生に意味はないのか?それだけで、女性として失格なのだろうか?
でもその答えは、彼女自身も子どもを持たなかった乙美さんの友人によって
明かされます。女性なら誰もが、共感できる言葉ではないかな…と思います。

人は生きているだけで、誰かの支えになったり、誰かの役に立ったり、
誰かにかかわっていたり…それは記録されたり、記憶されたりしなくても、
忘れ去られていてもいいのだ、それはみんながみんな、そういう存在だから…
というメッセージが、強く心に残りました。

小説としては、ぱっと読みやすく、でも逆に文章が稚拙であったり、
主語が必要以上に省略されていて一体誰の言葉や行動なのか、混乱したりすることもありました。
でも物語に惹きつける力があり、これからが楽しみな作家さんだな、と思います。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
とても良い作品です。
小説としてのバランスもとても良い。
大人が素敵に感じる程度に少しだけメルヘンで、ちょっと良い話。
そこにちょっとした仕掛け(アナグラム)が物語りをピリッとしめてくれました。
比較的思い出しやすいように伏線がはられていて、最後に全てが繋がったときに、とても心地よく、素直に感動させられて涙がでました。
また、一度読み終わって全てがわかった上で、もう一度読み直すと、一度目では気づかなかった台詞の気持ちがわかり、せつなさが膨らんで号泣しました。
絶対に2度読みして欲しいです。
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予想以上に奥深い
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NHKテレビドラマの原作本
テレビドラマを観ていて、「生きる」って、「生きていた」って、と 考えさせられたドラマでした。
原作本も泣けますよ。
投稿日: 13か月前 投稿者: baabahirosati
善良な市井の人たちが織りなす切ないお話です。
この本の登場人物はみんな善良だ。
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投稿日: 13か月前 投稿者: Nyanko
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