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四十七人目の男〈下〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-15)
 
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四十七人目の男〈下〉 (扶桑社ミステリー ハ 19-15) [文庫]

スティーヴン・ハンター , 公手 成幸
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

硫黄島で玉砕した日本軍大尉の遺品を携え、ボブ・リー、侍の国へ!
父アールが硫黄島から持ち帰った日本刀を持主に返還すべく現代の成田空港に降り立ったボブ・リー。銃を捨て剣を取った名スナイパーが、日本を舞台に大立ち回りの大活劇!

内容(「BOOK」データベースより)

矢野一家は惨殺され、件の軍刀は何者かに持ち去られていた。ボブは矢野の敵討ちと軍刀の奪還を決意し、剣術を体得すべく道場で厳しい稽古の日々を送ることになった。数奇な過去が隠されていた日本刀。それはあたかも妖気を放つように、事件を誘発していく…。そしてボブは日本刀を手に最終対決に臨む。かつて父アールが名誉勲章を授与される場で、なぜバーボンを飲んでいたのか。ついにその理由が明らかになる。“サムライ映画”にのめり込んでいたハンターが日本を舞台に放つアクション巨編。

登録情報

  • 文庫: 372ページ
  • 出版社: 扶桑社 (2008/6/28)
  • ISBN-10: 4594056989
  • ISBN-13: 978-4594056988
  • 発売日: 2008/6/28
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hagrid VINE™ メンバー
形式:文庫
翻訳版が出るのが待ち切れず、英文のハードカバーを読んでいました。
ボブリーが成田にいる!靖国神社を歩いている!!ってんで結構大喜びしてたんですが…

ショーグンが出てきて「撮影」やってるあたりでうんざりしてきて放置してました。日本語版だと、上巻の終り近くですか。

そしたら翻訳版がでた。英文に戻るのがめんどうだったのと、思いっきり違和感を感じた斬り合いのときの掛声などが翻訳ではどうなってるのか興味があったので日本語版を買いました。

まあ、翻訳の人がんばってたと思うけど、はっきり言って日本語としておかしい表記が多い。ひょっとして、翻訳の人、下手なのかな・・・よくわかんないや(^^;)

イオウジマでの戦いの描写は良いのに、日本が舞台になるとどうしてこうなっちゃうんだか…

作者が日本刀に思い入れるのはわかるんだけど、今の日本に生きている日本人である私の感覚からすれば、やっぱりおかしい。ありえない。特にショーグンという奴の動機がわからない。
なんで矢野さんご一家があんなことになるのか、どうしても納得いかない。
最後の敵との対決は、KILL BILLが頭の中に浮かんで仕方なかった。

イオウジマの戦い、そこでアールに起きたこと、そのあたりがあるのでかろうじて★二つ。

もうボブリーも還暦ですから、スワガーサーガのボブリー編はこれで終わりなんでしょうね。なんで最後にこんなダメダメを出すかなぁ…
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
狙撃手ボブ・リー・スワガー(Bob Lee Swagger)シリーズ第4弾です。書評を読むとこれがもう目を覆いたくなるほどの酷評。読んで良いものかどうかちょっぴり迷ってしまいましたが、シリーズの大ファンの私として読まないわけにはいかない、ハンター氏を信じて地獄まででもついて行くのだ、と本書を手に取りました。
 読んでみてどうだったか……。なんと”釘打ち師”「ボブ・ザ・ネイラー(Bob the Nailer)」の異名を持つ伝説の狙撃手に銃を持たせず、チャンバラをさせてしまいました。あぁ……、なんと言うか、やってしまいましたねーって感じです。(笑) つまり日本人が読むとディテールに違和感があるんですね。日本を舞台にしており、侍をテーマに日本人の精神世界にまで入りこんで書かれているだけに、当の日本人にすれば「それは違うだろ!」とツッコミを入れたくなるところがたくさんあります。加えて、日本人以外の読者に読ませることを前提にしているので、やむを得ないことながら、日本特有のものについてはくどくどと説明がついてくる。例えば207Pの文章に次のような一節がある。

  敵が、刀の血をはらう儀式的な行為、血振りをしているのが見え、
  そのあと、修練を積んだことを物語るかろやかな動きで、
  刀を鞘におさめる儀式的な行為、納刀をするのが見えた。

これをもし日本人向けに書くならシンプルにこう書けば済む。

  敵は血振りをすると刀を鞘に納めた。

 これは訳者が悪いのではない。訳者は出来るだけ原文に忠実に訳すことを心がけたに違いないのだから。では、ハンター氏がなぜこのようなくどい表現をしたかといえば、日本人以外の読者にはこのような書き方をしないと解らないからだということは明らかであろう。日本オタクで時代物映画を熱心に観ていればともかく、普通の外国人は人を斬った後血振りが必要なことなど知らないし、納刀の際の儀式的な動き、すなわち、左手を鞘の口に添え、鍔に近い刀の背を左手に当て、その刀を左手の上を滑らせながら切っ先まで引いて鞘に納める一連の動作を思い描くことなど出来ないからである。
 そのような違和感を我々日本の読者に感じさせはするが、そこには目をつぶって読み流し、むしろハンター氏の持つ「侍あるいは日本人の精神世界に対する畏敬の念」を感じながら物語を読み進めると良いでしょう。実際にハンター氏は多くのサムライ映画を観ているようです。ハンター氏による謝辞にも、氏が最近のアメリカ映画のていたらくを嘆き、サムライ映画『たそがれ清兵衛』を賞賛するくだりがある。本書を読めば、氏が日本的なものにかなり傾倒していることがありありと判ります。本書は「スティーヴン・ハンター版・忠臣蔵」です。黒澤明監督の『七人の侍』をジョン・スタージェス監督が『荒野の七人』としてリメイクしたように、ハンター氏はボブ・リー・スワガーを主人公にしたサムライ映画を作りたかったに違いありません。我々は『荒野の七人』を観るように、この小説を楽しむべきなのでしょう。 
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Coffey man トップ500レビュアー
形式:文庫
孤高のスナイパー、ボブ・リー・スワガーが日本にやってきて敵を相手に日本刀で立ち向かう。この設定は、当サイトのレビューで散々な批評をされていますね。多くは、日本の描写はありえない。現在の実情と違う、イメージしているボブ像が壊される。など、駄作と酷評されています。

私自身このシリーズは冒険小説で設定や敵役キャラクターなど今までもけっこう荒唐無稽なキャラがわんさか出てきたように思いますが。そこで舞台が日本になるとどうしてみんな過剰に拒絶してしまうのでしょうか。見たことのない世界についてはどんなに荒唐無稽でも楽しめて、知っている世界(日本)でのことには現実との整合性に執着するメンタリティはどこから来るのでしょうか。また、知っていることとは?客観的な事実とは?日本の現状認識は私たちは主にマスコミュニケーションに、またそれの監督機関にずいぶんと歪められて伝えられていると私は考えています。それらの情報源をもって事実と感じていること自体が歪んでいるとは思いませんか。

生活経験のない地域(特に海外)を舞台にしたり、過去の歴史的事実を描写するに当たっては、参考資料を参照することは大切なことですが、その上で著者の主観が介在することはごく普通のことだと思います。以前に似たような本を読んだことがあります。ウルトラ・ダラー (新潮文庫)こちらは長期間海外で暮らしていたジャーナリストが、日本を舞台に日本で活動する海外のスパイに関するものなのですが、印象はむしろ本書と逆でした。日本に関する描写に大きな間違いはありませんでした。やはり情景描写が詳細なのですが、単なる情報のの羅列で表面的でした。日本文化への愛については本書の方がはるかに高かったです。小説として本書の方が圧倒的に優れており私なら本書の方が数段面白いと思いました。
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