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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
数ある忠臣蔵の中でお薦めの一冊,
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レビュー対象商品: 四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫) (文庫)
内匠頭は何故刃傷に及んだのか、その真相は全く不明であり一般に信じられている様な吉良による陰湿ないじめといったものも一つの仮説でしかない。
本書では刃傷の原因は不明のままとし、吉良が内匠頭に賄賂を要求したが拒否されたためにいじめられたのだという噂を大石らが意図的に広め、世間を味方につけたのは面白い解釈だと思う。 何といってもクライマックスの討ち入りの場面は迫力満点で、「十三人の刺客」など多くの傑作時代劇の脚本を手掛けてきた著者だけのことはある。 数ある忠臣蔵の中でお薦めの一冊。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
時代物初心者の感想です。,
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レビュー対象商品: 四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫) (文庫)
映画「最後の忠臣蔵」で、池宮彰一郎さんの世界にはまったもので、時代物初心者です。映画、そして原作に涙し、この「四十七人の刺客」にたどり着いたというわけです。(時間軸は、遡ってますが・・・)
映画のシナリオライターをしていただけあって、テンポよく、私のような初心者にも分かりやすくぐいぐいと物語に引き込んでくれます。 史実か否かは私には分からないのですが、十分その時代を感じさせてくれる極上のエンターテインメントだと思いました。 「侍の忠義」、こんなアナクロな言葉が新鮮に聞こえるのは、私だけでしょうか?この小説を通して、現代を見直してみるのも大切なことのような気がします。 下巻も楽しみです。
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大石、色部、柳沢,
By 青砥 (神奈川) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 四十七人の刺客〈上〉 (角川文庫) (文庫)
『最後の忠臣蔵』がウエットな物語だとしたら、こちらはドライな目でしっかり見つめた討ち入りまでの熱い年月を描いている。
討ち入りまでに大石は何をしてきたのか、色部、柳沢それぞれの攻防、それらが静かに静かに煮詰まってゆき、討ち入りの夜すべてを爆発させるような頂点を迎える。 読むこちらも、もう討ち入りで力尽きるほどの描写だった。 個人的には大石がなんと見事なことかと感嘆しつつ、その大石に煮え湯を飲まされる色部のぎりぎりとした歯ぎしり状態に共感してしまうことが多かった。 全てを計算づくで見る柳沢の徹底した権力者っぷりもなかなか。こういう敵役がいいからこそ、大石が活きている。
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