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囚人狂時代 (新潮文庫)
 
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囚人狂時代 (新潮文庫) [文庫]

見沢 知廉
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

バリバリの新右翼リーダーだった著者は、スパイ粛清事件の実行犯として逮捕され、懲役12年の判決を受ける。留置場や刑務所には、かつて世間を騒がせた“ビッグ”たちがひしめいていた。「三越事件」の社長、「ホテル・ニュージャパン」のあの人、「金属バット殺人」の彼…。有名人の知られざる生態、長期刑務所という極限空間の奇妙な日常生活を描いた、異色の「笑える」獄中体験記。

内容(「MARC」データベースより)

三越事件の岡田茂、あさま山荘事件の吉野雅邦、金属バット事件の一柳展也ほか、獄中の有名人が実名で続々登場。殺人、強盗などの凶悪犯罪者を収容する千葉・長期刑務所の内幕を綴った大胆なノンフィクション。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 312ページ
  • 出版社: 新潮社 (1998/03)
  • ISBN-10: 4101473218
  • ISBN-13: 978-4101473215
  • 発売日: 1998/03
  • 商品の寸法: 15.6 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 136,907位 (本のベストセラーを見る)
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46 人中、44人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:文庫
 今年映画化もされた花輪和一著「刑務所の中」(青林工芸舎)を読むと、その能天気な懲役生活ぶりに、1週間くらいなら体験入所してもいいかなと思わず考えてしまいました。この大量失業時代に多少の規則と不自由さえ忍受すれば食うには困らないというのは羨ましい限り。三度三度の食事のためには前科者になるくらい大したことではない、と不埒な考えを持つ者が出るのではないかと心配したほどです。

 しかし一転してこの「囚人狂時代」で描かれるのは、これがあの「刑務所の中」と同じ日本の刑務所なのかと思うほど、漆黒の闇が果てしなく広がる恐怖の世界です。

 囚人の「腐った根性を叩きなおす」ために何時間も行動訓練と称して行進させ続け、いじめを繰り返す刑務所職員。精神に異常をきたして深夜ずっと奇声を発する受刑者や、痴呆のために排泄物を垂れ流すままの高齢の囚人。

 著者は獄中で小説を書き始めますが、その創作活動を快く思わぬ担当官4人によって狭い部屋に3時間も立たされ、四方から罵倒され続けるという懲罰を受けます。また真冬にパンツ一枚で数時間立たされ、手足の霜焼けが裂けて出血してしまうという憂き目にも遭います。

 ノートを処分されるなど、その創作活動を妨害されながらも、著者はなんとか執筆した原稿を面会に来てくれる母親の協力を得て獄外へ出し、ついには新日本文学賞を受賞します。

 このルポは、まさに貴重な奇書といえます。それでいて全編にシニカルなユーモアがあり、ウィットを忘れないその心が著者をして12年に渡る奇界生活をなんとか乗り切らせたのでしょう。

 但し、著者が刑務所に入るそもそもの原因は彼が人を殺したことにあります。人の命を奪った経緯やそのことへの悔悟の念、そして残された遺族への謝罪の気持ちといったものについては一切この本には書かれていないことを付言しておきます。

このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
刑務所生活 2009/4/2
By フィラデルフィアン VINE™ メンバー
形式:文庫
服役した政治犯の書いた、獄中体験記です。刑務所生活がいかなるものなのかを面白おかしく書いた本です。中々体験できないことなので、体験者の話は、それだけで貴重なものになります。少し、調子が出過ぎて、筆が滑って浮いているような感じのところもありますが、刑務所生活の実体験という貴重な内容なので、最後まで興味深く読むことができました。司法行政に興味のある人は、収監された側から書かれた刑務所生活のとらえ方として、読むと大変勉強になる本だと思いました。懲役刑を受けた側からみた体験談というの大変貴重だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:文庫
タフである。 外部者が思っている以上に、 刑務所というのは過酷であるあらしい。 そんな環境のなか、見沢は知恵を絞って 事故鍛練を続けた。その結果が、元服役囚の 純文学作家という立場を見沢にもたらした。

警務官の横暴などについて書かれた本は 多いものの、本書のように右や左をめぐる 思想が刑務所内でどのように語られ、生活

に影響を与えているかを叙述した本は始めて 読んだ。その他、クスリや精神病に関する記述 も生々しく、興味深い。

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確かに面白い
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投稿日: 2007/12/24 投稿者: touch_of_soul
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投稿日: 2003/11/19 投稿者: @リョウ
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投稿日: 2003/4/20 投稿者: グブリー川平
おもしろい
作者が殺人で刑務所に入った時のノンフィクション小説です.文章が非常に読みやすく,また内容はこれが本当にノンフィクションなのかと思わせるほどおもしろい.... 続きを読む
投稿日: 2000/11/3
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