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囚人のジレンマ
 
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囚人のジレンマ [単行本]

リチャード パワーズ , 柴田 元幸/前山 佳朱彦
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,360 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

戦争は、終わらない。父エディの謎を追って、ホブソン一家は最大のパラドクスに直面する ― 前作『舞踏会へ向かう三人の農夫』と同様に三つの物語が錯綜しながら展開する。果たして最後に、物語のパズルのピースは納まるのか!?
2006年に最新作 The Echo Maker で全米図書賞を受賞し、いまや現代アメリカ文学を代表する作家リチャード・パワーズの感動の第二長編。待望の翻訳!

内容(「BOOK」データベースより)

戦争は、終わらない。父エディの謎を追って、ホブソン一家は最大のパラドクスに直面する―『舞踏会へ向かう三人の農夫』の作家が贈る、感動の第二長編。

登録情報

  • 単行本: 425ページ
  • 出版社: みすず書房 (2007/5/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4622072963
  • ISBN-13: 978-4622072966
  • 発売日: 2007/5/24
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 188,971位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
実際はもう20年も前に書かれたものだけど、最近の翻訳ものの中では圧倒的に面白かった。こんなにも頭が良くて物事を良く知っているのに、ここまで理想主義的な小説を書けるものなのかとただただ感動しました。決して読みやすい本ではないですが、世の中に対してシニカルになってしまっている人全てに読んで欲しい。

そして、これを書いた作家がその20年後にどんな小説を書いているのかがとても気になります。なので、全米図書賞を取ったという最新作が一刻も早く翻訳されることを願います。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
皮肉たっぷりのジョークやメタファー、他愛も無い駄洒落が満載された饒舌な文章に慣れるのに、結構な時間がかかった。はじめの何章かは言っていることの意味がちっとも分らなかったほど。

過去の回想と現在進行中の出来事が交互に語られていくうち、劇中の現実と空想の境界が曖昧になり、最後に近づくにつれ、どこがどう繋がっているのか知りたい一心でページを繰る。

これはひとつの家族の物語だ。一人ひとりのすれ違いから語られ始めるので、家族の崩壊がテーマなのかと思いきや、いつしかそれは、むしろ固く結ばれた家族間の心の交流の描写であることが分ってくる。
読み始めはアメリカの社会・文化を批判することが主眼かと思ったが、過去の戦争から現在に至る地球の危機を、「囚人のジレンマ」というキーワードに象徴させながら語る。表面上きわめてアメリカ的な物語でありながら、読んでいる日本人の私にとっても、(というより日本人だから特にという部分もあって)他人事ではない重みを持っている。

各見開きの最後にジョークや駄洒落や引用やアメリカ文化を解説する大量の注釈が付いている。原語で注釈無しで、ジョークや文化的関連を理解しながら読むことができれば、きっとはるかに面白いのだろうと思う。
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12 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
速読できない本だった。少し読み進めては、似たような言及が前に出てたな、と戻って確かめる。そんな作業を続けないといけない。その上、文章は時に矛盾している。パワーズの文章が嫌いな人もいるんだろうな、と思う。
何種類かある書体のため、文章は分類されていることが判る。同じ書体の中でも世代がずれたりしている。その上、親世代と同じ名前が子ども世代に登場するので、重ね合わせがあり、差異がある。
今回、構造を私が理解したのは383ページ。そこまで進まないと何の話をしたいのかすら明かされない。判った時には唖然としつつ、考えてみれば、そんなことは早い段階で示唆されていたじゃないかと思いいたる。
現在、私たちは本当に囚人のジレンマの中にいるようだ。
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