この本を読んでまず思った事は、なぜジェーンがリチャードを訴えようとした時に、彼女の母親や近所の人たち、親戚の人たちが味方になってくれなかったのかと言う事です。リチャードはジェーンに対してだけでなく、誰に対しても凶暴で危険な人物でした。それなのにジェーンが彼を訴える事にしたとき、またはその後、彼女や彼女の味方をした人たちに対して脅迫や嫌がらせがあったという事実には、私の理解の範疇を越えているといわざるを得ませんでした。裁判の証言に立つことを断るだけならば、理解もできます。その後のリチャードやその親族達が何をするか分からないからです。でもジェーンに対して何か協力できる事はなかったのか?また母親や義理の兄弟の脅迫や嫌がらせに対しても、理解できませんでした。自分達だってリチャードからひどい仕打ちを受けてきたはずなのに・・・。私が今できる事は、ジェーンが自分の愛する人と我が子と共に幸せに暮らしてくれる事を祈るだけです。ジェーンにとって17年と言う年月は悪夢のような日々だったと思います。それでも我が子をもうけ、一人ではないと勇気を持ちつづけてくれるよう願っています。