ヒュー・グラントという英国の俳優を知ったのは
1994年の「フォー・ウェディング」。
あれから十五年くらい経ち、彼は二十本近い映画に出演、
その多くが恋愛喜劇で、彼は似たようなキャラクターを演じ続けている。
「何をやってもヒュー・グラント」
これは決して彼をけなす言葉ではない。
確実に笑えるという
その安定感、安心感は「職人技」と言える。
物語としては、もう少し若い主演コンビで作れば、
ドタバタ感が面白く出せたのだろうけど、
四十を超えたカップルですから、
喜劇より夫婦愛の物語が余韻として残る。
それがまた、悪くないんだ。
「誓いの言葉」のシーンなど、
台詞の良さが物語を引っ張る。
結末なんて見る前から大方予想がついている訳ですから。
サラ・ジェシカは?
ここでは可も不可もなく。
彼女の真価が発揮できるのは「SATC」の熱が冷めてからだろう。
それはもう少し、先の話。
気長に待つことにしよう。