「嘘喰い」はギャンブル漫画ですが、それだけでなくギャンブルの成立条件たる暴力についても詳しく描いています。ここ数巻はギャンブル中心の巻と戦闘中心の巻が交互になっており、第6巻は戦闘中心の巻です。
前巻で嘘喰い獏にイカサマのすべてを看破され、圧倒的優位から一転して敗者となったテロリスト佐田国一輝。ハングマンというルールにのっとり、すぐさま佐田国の処刑が行われるかと思いきや・・・?突如として始まった立会人同士による「號奪戦」、賭郎最重要人物の登場、さらにはミサイルを無力化しようとする獏の盟友マルコとそれを阻止せんとする元零號立会人・伽羅の戦いなどで、話は一気に混沌と化します。
ひとりひとりの登場人物が非常に活き活きとしていて、嘘喰いのみならず全員が主人公のようです。時々人物のデッサンが怪しいことがありますが、そんなのはご愛嬌。おそらく今連載中の漫画の中で一、二を争う面白さだと思います。