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嘘を生きる人 妄想を生きる人―個人神話の創造と病
 
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嘘を生きる人 妄想を生きる人―個人神話の創造と病 [単行本]

武野 俊弥
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

嘘から真が生れる瞬間
オウムや宗教コミューン、日蓮の誓願とその苦悩などを分析しながら、嘘と真の境界をさぐる虚妄の精神誌。さらにセノイの夢理論やナチス、シャルラタンなどのさまざまな題材をとおして、精神療法における光の面とそこについてまわる「影」の問題点を呈示する。

内容(「MARC」データベースより)

「魂の救済システム」の虚構性ないし虚偽性が「パワー原理」と結びついたときにいかに危険なものとなるか。種々の素材を用いながら、精神療法に潜む「影」の問題として、具体的に呈示。「虚妄」の精神誌。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

武野 俊弥
1953年東京生まれ。1978年、東京医科歯科大学医学部卒業。四倉病院にて副院長・院長を歴任した後、1988~1991年、スイス・チューリッヒのユング研究所に留学し、ユング派分析家資格を取得。1992年より精神療法・精神分析専門のクリニックを開業。現在、武野クリニック院長、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

本書は、宗教や精神療法といったいわば「魂の救済システム」に深く結びついた虚構性ないし虚偽性がもつ破壊性の問題を、おもにオウム真理教およびそれが体言している“空想虚言症”を導きの糸としながら論じようとするものである。とりわけその虚構性ないし虚偽性が「パワー原理」と結びついたときにいかに危険なものとなるかを、種々の素材を用いながら、精神療法にひそむの問題として、具体的に呈示してゆくつもりである。しかしそれと同時に、虚構性や虚偽性のなかに秘められている創造性の芽を見落とすわけにはいかない。この創造性の芽が十全に花開くための「土壌」とはなにかを考えてゆくことも本書の目的である。すなわち魂(およびその救済システム)に内在する虚構性ないし虚偽性は、創造的で生きたものともなれば、破壊的病んだものともなりうるのである。その両義性について、個人神話の視点をとおして考察を深めてゆきたい。(「まえがき」より)
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